もうお腹が空いて耐えられない! ダイエット中の空腹には筋トレが効く

写真拡大 (全2枚)

トレーニングが食欲を抑える⁉

ボディシェイプしたい時の食事制限で、一番の敵はわき上がってくる食欲。そんな時、あなたはどうしてますか?実は、トレーニングには、食欲を抑えてくれる効果があります。

大事なテストや発表会の前、緊張で食べ物がノドを通らなかったことありませんか。急なトラブルや大きな心配ごとに直面した時なんて、たとえお腹が空っぽでも食べたいなんて思いませんよね。でも、テストが終わったりトラブルが解決してホッとした瞬間、「ああ、お腹空いた!」ってなったりして。

緊張モードになると胃腸の活動は小さくなる

緊張していたり、心配ごとを抱えている時、ストレスを感じた時、興奮した時は、自律神経の交感神経が優位になっています。そして、交感神経が優位になっている時には、胃腸の働きが弱まり、消化液の分泌が抑えられるので、食欲がなくなります。

反対に、ホッとリラックスした時には副交感神経が優位に。胃腸の活動が活発になるので、食欲がわいてきます。

特に下半身を使うトレーニングがオススメ

そこで、食事制限をしているあなた、もし次の食事まで、まだ時間があるのにお腹が空いてしまったなんていう時は動くのがいいのです。交感神経を優位にすれば食欲を抑えられるので、トレーニングをしちゃいましょう。

特に、下半身の筋肉をしっかりと使い、活性化させるトレーニングが最適。さらにバランスが難しい動きを取り入れるのもオススメ。バランスを保つために意識を集中させるので、いつの間にか食べ物のことはすっかり忘れているはずです。また、踏み台昇降運動をつま先でしっかり立つように意識したり、腰を落として左右に大きく跳んでみたり、後ろに置いたイスに片足のつま先をのせた状態でスクワットをするのも◎。しっかり筋肉を使うほど、体が興奮して交感神経が働き、内臓が動くのを抑えるのです。

そうとわかったら、意外に簡単?トレーニング好きのあなたは、ダイエットがよりスムーズに、ストレスをあまり感じずにできそうですね。がんばろー。

 

ライター:三上あずさ
出典:Yogini・vol45/「成功のカギは意識 マインドフルダイエット 脳が作る「限度」を探り望みに合わせ書き換えていく」
監修:峯岸道子(Body & Mind Yoga 主宰)