D・コスタは自身の希望通り、2014年夏まで所属したアトレティコへの復帰を勝ち取った。(C)Getty Images

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 チェルシーとアトレティコ・マドリーは現地時間9月21日、スペイン代表FWのジエゴ・コスタの移籍に関して合意したことを、いずれも公式サイト上で発表した。個人条件での合意と、メディカルチェックをパスすれば取引が完了するという。
 
 スペインの『マルカ』紙によれば、移籍金は6500万ユーロ(約83億円)、契約は2021年6月までになるという。
 
 2016-17シーズンのプレミアリーグで20ゴールをマークし、チェルシーの王座奪還に貢献したD・コスタだが、今夏は確執が噂されていた指揮官のアントニオ・コンテから戦力外を告げられる。
 
 そこで本人は、2010年から4年間所属したアトレティコ・マドリーへの復帰を希望。その古巣は未成年選手登録違反でFIFAから今夏の補強禁止処分が言い渡されていたが、こだわりは強く、ミランをはじめエバートン、パルメイラス、ガラタサライ、そして高給を用意する中国リーグなどの誘いを断るほどだった。そして、チェルシーのプレシーズンにも帯同せず、生まれ故郷のブラジルで調整を続けた。
 
 欧州の移籍市場が閉幕し、9月以降はチェルシーに保有権だけ残って浮いた状態となっていたD・コスタだが、粘りに粘った末ようやく自身の望みが叶った格好だ。選手登録はアトレティコの補強禁止処分が解ける来年1月からで、それまではチームトレーニングでコンディションを整える見込みとなっている。
 
 アトレティコによれば、D・コスタは数日中にマドリード入りし、メディカルチェックと正式サインを行なう予定だという。