ケルンにとって、またしても後味の悪い敗戦となってしまった。前半22分に、CBドミニク・マローがバックパスでミスをおかし、相手MFミヤト・ガチノヴィッチとGKティモ・ホルンが1対1の状況に。

しかし明らかにホルンの右足がボールにあたり、その後の接触でガチノヴィッチは転倒。だが主審はこれをPKと判断し、両チームが入り乱れる騒ぎとなったのだ。

そこでケルン側はビデオ判定に委ねるよう要求していたのだが、主審は断固としてこれを聞き入れずに結局PKへ。これをセバスチャン・ハーラーが決め決勝点となり、ケルンは敗戦を喫している。

試合後、シュテーガー監督は「今日はビデオ判定については話したくはない。明日はできるかもしれないが、今日は無理だ。ハーフタイムでは、選手たちには試合に集中するように伝えたよ。つまりこれからは日曜日の試合に向けて準備することになる、そしてミスを減らしていくよ」とコメント。

またマネージャーのヨルグ・シュマッケ氏は、「受け入れなくてはならない。ただそれでも落ち着きを失わずに全力をつくしてくれた選手たちに大きなリスペクトをもっている。」との評価を述べた。

また「今の状況は僕たちにとって辛いものがある」と審判の判断に苦言を呈したレオナルド・ビッテンコートも「敗戦は審判のせいではない、ミスのせいなんだ。これからも戦い続けるよ、いつか不運も消えるだろう。後半では多くのチャンスを作り出していたし、もし大迫勇也が決めていれば同点だったんだ」と前を向いている。


一方で主将マティアス・レーマンは、「シンプルにパスをしっかりして、対人戦できっちり勝利するということ。後半では懸命に尽くしたし、それでは手が届かなかったことは残念だけど、でも日曜日にも続けていくよ」と述べ、「サッカーは8割はメンタルによるからね。下位に低迷していると、なかなかうまくいかないもの。今日は勝ち点1にふさわしかったけど、勝ち点にまではとどかなかった」とコメント。

シュテーガー監督も同様の考えをみせており、「落ち始めると一気に落ち込んでしまうもの。あのPKはマッチプランに影響してしまい残念ではあったが、それでも選手たちは後半でいい戦いを見せてくれた。確かにそこではこれといった打開策は見出せなかったが、しかし下位に沈んでいると、重圧がかかった状況となり、そういう事態へと陥りやすくなるものだよ」との持論を展開している。