確かにこの試合では、目指す方向への明らかな前進がみてとることができた。フライブルク・イレブンは水曜日のハノーファー戦では、ここまででベストパフォーマンスを披露しており、主将のユリアン・シュスターは「開始から集中力があったし、コンパクトに構えて相手に隙をあまり見せていなかった。」と胸を張っている。

またニルス・ペテルセンも、「ホームでは自分たちのサッカーを貫けるとわかっていたし、それを行動にいちせた。僕たちはスタッツ面でのいいオフェンスをみせていたよ。前半でリードすべきだったと思う」とコメント。その言葉通り、チャンスを「たくさん作り出すことができていた」ものの、しかし先制のビッグチャンスとなったPKのチャンスでフロリアン・ニーダーレヒナーが失敗してしまう。

昨季は3度成功していたFWは「いったいあのときのPKで何をしていたんだか」と肩を落とし、今季初勝利がお預けとなったこともあり「あれがきっかけでゴールが生まれていたかもしれない。勝利できずに申し訳ない」と、うなだれた。


さらにペテルセンが「ハノーファーの針の穴を通すようなオフェンス」と評するクオリティで、相手FWハルニクに決められる苦しい展開となったものの、シュスターが「PKのことからは頭を切り替えられていた」と振り返るように、後半74分にはシュトライヒ監督はブンデス最強ジョーカー、ニルス・ペテルセンのカードを切り、そのシュスターのセンタリングを頭で合わせて同点ゴール。「ドローまで持ち込めたのはチームの気持ちの強さをものがたっている」とシュスターは胸を張っている。

一方のペテルセンは「いいところにボールがきた。運もあったけど、これを決めるのも僕の仕事さ。今季最初のゴールは常に重要なものだし僕にはついてたね」と述べ、「この勝ち点1がどういう意味をもつかはシーズン終了時にわかるけど、でも負けなかったことは重要じゃないかな」と語った。

またシュスターは「もちろん今回のパフォーマンスで勝ち点3はとれたと思うけど、でもこう言う流れのなかで諦めなかったということも大切なことさ」と述べ、「またいい雰囲気が出てきている。それでサッカーはたのしくなるし、このパフォーマンスをちゃんと頭にいれていきたい。そうすれば今季初勝利は手にすることができるさ」と語っている。