バルセロナのパウリーニョ photo/Getty Images

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今夏バルセロナの補強は全体的に迷走したとの評価だった。マルコ・ヴェッラッティやフィリペ・コウチーニョなど獲得リストに挙がった選手を補強することはできず、代わりにブラジル代表MFパウリーニョを獲得。この補強にも否定的な意見が多く、パウリーニョがバルセロナのスタイルに合うのか疑問視されていた。中国でプレイしていたこともあって欧州トップレベルで十分に戦えるのかとの不安もあった。

しかし、パウリーニョはここまで抜群の働きを見せている。エイバル戦ではセットプレイから持ち前の強さで得点を決め、ヘタフェ戦ではリオネル・メッシのスルーパスに抜け出してチームを救う勝ち越し点を決めている。

この活躍に英『Squawka』は、パウリーニョを「新たなセスク・ファブレガス」と呼んで称賛している。もちろんセスクとパウリーニョではタイプが異なりすぎる。セスクは司令塔タイプの選手だが、パウリーニョはパワーなどフィジカル自慢の選手だ。しかし同メディアはゴール前に絡んでいく姿はセスクと似ていると捉えており、中盤からゴール前に駆け上がって得点を量産することに期待している。

セスクもバルセロナでプレイしていた際には2011-12シーズンに15得点、2012-13シーズンは14得点、2013-14シーズンは13得点と二桁得点をマークしてきた。パウリーニョも同様に二桁得点を決めてくれれば、バルセロナにとっては非常に大きい。

黄金期のバルセロナが見せていた当時のスタイルにパウリーニョは合っていない。しかし今のチームならば、パウリーニョの攻撃性を上手く活かすことができるかもしれない。失敗かと思われた補強が大当たりになる可能性もあり、バルセロナの中盤に新たな武器が生まれようとしている。