フィリピンの首都マニラのマラカニアン宮殿(大統領府)近くで、同国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領の肖像を燃やすデモの参加者ら(2017年9月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】フィリピンの首都マニラ(Manila)で21日、同国のロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領に反対する人びとと、同大統領の支持者たちがそれぞれ集会を開いた。参加者たちはドゥテルテ氏が進める「麻薬撲滅戦争」などについてそれぞれ主張した。

 かつての独裁者、フェルナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)元大統領が戒厳令を布告してからちょうど45年目に当たる同日、反対派のデモには少なくとも8000人が参加。武装した警官が警備に当たる中、参加者たちはドゥテルテ氏が故マルコス氏と同じく暴力的で独裁主義的であると抗議した。

 反対派のリーダーであるペドロ・ゴンザレス(Pedro Gonzales)氏はAFPに対し、「私たちの国は墓場になりつつある。マルコスの時代のように市民が毎日殺され、私たちはその遺体を毎日埋葬している」と語った。

 しかし、ドゥテルテ大統領の人気を示すように同大統領を支持する集会にも多くの人びとが参加した。支持者らの多くはドゥテルテ大統領をカリスマ的で、犯罪や汚職の撲滅に適任の反体制的な政治家であると考えている。
【翻訳編集】AFPBB News