篠原信一氏

写真拡大

フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」(20日放送分)では、元柔道家・篠原信一氏がゲスト出演。「現役時代 一流アスリートたちがこれまでほとんど話したことのない隠れた鉄板エピソードを披露」と題し、2000年に出場したシドニー五輪にまつわるエピソードを語った。

シドニー五輪では柔道男子100キロ超級に出場した篠原氏。その決勝ではフランスのドゥイエと対戦、ドゥイエの内股を内股すかしで返して一本を取ったかにみえたが、主審はドゥイエの有効と判断し、篠原氏は試合に敗れ、銀メダルに終っている。

その後日談として、「全国から手作り金メダル」というタイトルが紹介されると、篠原氏は「これは正直めちゃくちゃいい話です」と前置き。「帰国してから全国の子供達から手紙や手作りの金メダルが届くんですけど、段ボール3箱分くらい。(手作りの金メダルは)100個くらいありました」と話し始めた。

だが、篠原氏は「やっぱり引っ越しとかする過程で『この3箱どうすんねん』と・・・」と言い出すや、「スカスカの3箱じゃない。パンパンの3箱。ちょっとあれやなと。申し訳ないけども、心に置いておけばいいもんと。最終的には今もう置いてない」などと自らオチをつけてしまった。

これには村上も「なんかあったでしょ、保管方法は?」とすぐさまツッコミを入れたが、篠原氏は「ないですって」と即答。「やってきた過程が大事。そういう意味では私は飾らない」と主張した。