Amazonが同社初となるウェアラブルデバイスを開発中と、英メディアのFinancial Timesが報道しました。メガネ型のウェアラブルデバイスはAIアシスタントのAlexaを搭載し、イヤホンではなく骨伝導で音声を聴くことができ、マイクを通して指示を出すことができるとのことです。

カメラもディスプレイもなしのウェアラブル

Amazonのメガネ型デバイスは、Google GlassやSnapchatのSpectablesなどと異なり、カメラを一切装備していないため、Google Glassが引き起こしたようなプライバシー問題を避けることができるのではないかと予測されています。
 

Spectacles by Snapchat


 
メガネ型デバイスは、未だ市場での安定性が確立されておらず、リスクが高いと言われていますが、最近では米スタートアップ企業のVueが、スタイリッシュなメガネ型ウェアラブルのKickstarterプロジェクトで約2億5,000万円もの資金集めに成功するなど、徐々に注目が高まってきているのも事実です。

Alexaとのインタラクションに特化したデバイス

AIアシスタントのAlexaを搭載したスマートスピーカーであるAmazon Echoは、2014年11月の米国での発売から着実に売上を伸ばし、その後2年間で英国やドイツにも進出を果たすなど、AI音声アシスタントとしての地位を築きつつあります。Amazon Echoは、スマートスピーカー市場の76%のシェアを占めるに至っており、2位のGoogle Homeのシェア24%を大きく引き離しています。
 

Amazon Echo


 
Amazonのメガネ型ウェアラブルプロジェクトは、2014年にAmazonに移った、Google Glassプロジェクトの設立者であるババク・パービス氏が密接に協力していると見られています。
 
Google Glassの失敗の経験を活かしたAmazonのウェアラブルがどのような製品になるか、今年の終わりに行なわれるという発表が楽しみです。
 
 
Source:Golem.de
Photo:MIKI Yoshihito/Flickr
(lexi)