女性客2人は「たかが60ペンスでしょ?」とタクシー代不足を気にもせず(画像は『Metro 2017年9月17日付「Taxi driver ‘locked girls in’ and drove them to police station over missing 60p」(Picture: Twitter/sophieeheathh)』のスクリーンショット)

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タクシー代金不足であるにもかかわらず「たかが小銭でしょ?」と取り合わずさっさと降車しようとした女性客2人に、運転手は「なんとしてでも払ってもらいたい」と激怒。その女性客らを警察署まで連れて行くという出来事が英ニューカッスルで起こった。『The Sun』『Mirror』『Metro』などが伝えている。

ストーク=オン=トレントに住むソフィー・ヒースさん(18歳)とイェヴァ・ウィルコックスさん(18歳)は9月8日金曜の夜、ニューカッスル=アンダー=ライムのクラブにいた。

午前3時頃、2人はタクシーを呼んで家に帰ろうとしたのだが、タクシー代6.8ポンド(約1020円)のうち60ペンス(約90円)が足りないことに気付いた。しかし2人は「たかがそんな小銭」という気持ちから「足りないけどごめんね」と言ってタクシーを降りようとしたところ、運転手から「待った!」の声がかかった。

あくまでも仕事でありそれで生計を立てているであろうタクシー運転手にとって、客からの支払い不足は深刻である。たとえ60ペンスという金額であったとしても、支払ってもらう義務があると思った運転手は「親が起きているなら家に戻って親に払ってもらって」と女性らに伝えた。すると彼女たちから「ありったけ持って来たから家にお金はない」と返ってきたため、運転手は「それならば警察署まで連れて行くから警察で説明しろ」と2人を乗せたまま地元の警察署まで車を走らせた。奇妙なことになったと気付いた女性2人のうち1人が、動画でこの様子を収め「タクシー代が60ペンス不足だからって、私たち警察に連れて行かれたの」とツイッターに投稿した。

笑い泣きしている絵文字とともに「もうダメ勘弁して。やってられない」という言葉を添えて投稿した動画には、女性らが「60ペンス払わなきゃダメなの!? なんで60ペンスぐらいで問題になるわけ?」と運転手に話している。このやり取りを面白いと感じた女性らは後部座席で笑っているが、運転手は真剣だ。「警察に事情を説明して」と言われた2人は、警察に電話で「60ペンス不足だったけど有り金を払いました。なんで問題になるのかがわからない」と訴えた。その後も運転手は警察署へ車を走らせている間に、女性らは「マジ!? 本当に警察署に連れて行くわけ!? たった60ペンスごときで!?」と笑い、運転手を小馬鹿にした態度を見せたという。

しかし警察は、このやり取りを“事件”としては受け取らなかったようだ。そのため運転手は女性らをタクシーから降ろし、そのまま去った。ソフィーさんとイェヴァさんは、真夜中に20分ほどの距離を歩いて自宅まで戻らなければならなかったという。「60ペンス払ってくれなければ死ぬとまで言われて驚いたし、不快に感じました」とソフィーさんは話している。

このニュースを知った人々からは「女性らが正しい運賃を払わずに済ませようとしたことも悪いし、運転手も真夜中に女性2人を途中で降ろさず、不足分を払ってもらうまでタクシーの中で待つとか何らかの解決法があったはず」「いや、どう考えても客を安全に送り届けるのがタクシー運転手の仕事だから運転手が悪い。女性たちに何かあったら運転手の責任だ」「クラブに行く余裕はあるくせに、たった60ペンスのお金も持ってないなんて呆れた女性たちだ。非は客にある」「60ペンスでもそれは運転手の生活費になるんだ。この女性らは金を全て飲み代に使っただけだろう。どう見ても女性らが悪い」といった賛否両論の声があがっている。

画像は『Metro 2017年9月17日付「Taxi driver ‘locked girls in’ and drove them to police station over missing 60p」(Picture: Twitter/sophieeheathh)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)