高山、13年共にプレーしている“古女房”が首位発進を後押ししてくれた(撮影:鈴木祥)

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<アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ  初日◇21日◇カレドニアン・ゴルフクラブ(7,100ヤード・パー71)>
プロゴルファーにとってクラブが大事なツールなのはいうまでもないが、ひときわこだわりを見せるプロがいる。アジアンツアーとの共同主管大会、「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップ」で初日首位に立った高山忠洋だ。
笑顔あり、涙あり…宮里藍の“最後の4日間”に密着
自身最多の1ラウンド10バーディ(1ボギー)を奪取。9アンダーで飛び出した高山をこの日支えたのは、使い始めて13年目に入ったパターだった。大きな傾斜やこぶが点在する難易度の高いグリーン上で、この日23パット。好調だったというショットが生んだバーディチャンスをことごとく決めきっての好スタートだった。
2005年の開幕直前にふらりと寄ったゴルフ量販店で手にしたパターにビビッときたのがはじまりだ。「こんなパターがあるんや」と思った1品は、技術革新で新モデルがいくつも出ているため、今ではツアーでも使い手がグッと減っているオデッセイの初代『ホワイトホット#6ロングネック』。ブレード型のパターだが、ネックが非常に長いのが特徴だ。店頭で見つけたものはヘッドがフックに入っているように見えたため、すぐさまメーカーに注文を入れた。以後、「新しいモノも試すけどコレに戻るんですよ」と手放せない。
「今年は平均パットが90位台で悪かったのが、ここにきて、いいのが入ってくれている」と、復調を実感。「このパターを使い始めてすぐに開幕戦の東建(ホームメイトカップ)で勝てたんですよね」と、ツアー初優勝を呼び込んだのもこのパターだ。ウェッジにも相当なこだわりを持ち、練習ラウンドでは6本を試して最終的に1本を決めるほど、ギアに対する思いは強い。11年の「カシオワールドオープン」が最後の勝利。6年ぶりのツアー6勝目に向けて、13年目の古女房とともに、明日もバーディを量産する構えだ。
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