男らしい腹筋をまとうため、今日もせっせと腹筋運動に励んでいる男性のあなた。腹筋運動といえば誰でも知っている、そして誰もがしたことのある筋力トレーニングの定番メニュー。では腹筋運動の定番メニューで知られる「クランチ」と「シットアップ」の違いはご存知でしょうか？

腹筋運動の定番メニュー「クランチ」と「シットアップ」

まず「クランチ」と「シットアップ」とは、腹筋を鍛える筋力トレーニングの定番メニューとされるものです。他にもサイドクランチやVシットなどいくつかの種類はありますが、その中でも代表的かつ、定番のトレーニングメニューとされているのが「クランチ」と「シットアップ」です。両者は名前は全然違うものの、一見やる動作は上体を起こすという非常に似たものです。しかし両者には若干異なる点、特徴があるのです。それでは両者の違いや特徴を見ていきましょう。

上体全てを起こす「シットアップ」

腹筋運動といえばみなさんのご想像どおり、仰向けの状態で上体を起こすトレーニング内容となっていますが、この際腰を含め、上体を完全に起こす動作を行うものを「シットアップ」といいます。シットアップを行うことで腹直筋と大腰筋を鍛えることができます。腹筋と併せて腰にも負荷がかかるその性質から、腰痛持ちには避けておきたいトレーニングメニューであることでも知られています。ちなみに腰痛対策には姿勢矯正が効く ので、マッチョでなくてシットアップはマストですね。

腰は起こさない「クランチ」

腰を含め上体を完全に起こす動作を行うものをシットアップというのに対し、腰は浮かせず背中を丸めながら上体を起こす動作を行うものを「クランチ」といいます。クランチを行うことで集中的に腹直筋を鍛えることができます。シットアップとは違い腰にかかる負担は小さいですが、腹筋への負荷はクランチの方が大きめです。

できれば両方取り入れてお腹を割りたい！

シットアップとクランチどちらも腹筋を効果的に鍛えられるトレーニングメニューであるので、シェイプアップや筋肥大など目的を問わず、いずれもおすすめのトレーニングメニューとなっています。ちなみにシットアップは腰の筋肉も使うので、筋力に自信のない方でも挑戦しやすいトレーニングとなっています。そしてクランチは腰への負担を軽減させたい方、腹筋により大きな負荷をかけたいという方におすすめのトレーニングとなっています。それぞれの状況や目的に応じてシットアップとクランチを使い分けてはいかがでしょうか。


writer:サプリ編集部