探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者様は、中山絵里さん(仮名・35歳)。ホストとアイドルを足して2で割ったような、可愛い系夫の浮気を疑っています。人気のヨガインストラクターとして活動しながら、健康系のホリスティックサロンを経営するお金持ちの女性で、山村の数年前からの知人です。依頼は、「ちょっと相談に乗って欲しい」というLINEから始まったのですが、やり取りするうちに、会って話した方が早い、ということになり、田園都市線沿線のファミレスでカウンセリングスタート。

「去年結婚したばかりなのに、早速、夫が浮気をしているっぽいんですよね。彼は食品メーカーの営業だから、どこにでも行けるし、割と時間も自由ですしね。もともと彼は25歳まで地元のホストクラブで働いていて、女性のあしらいに慣れているから、やっぱりヒヤッとすることがあるし」

ヒヤッとするとは、具体的にどういうことなのかを伺いました。

「どんな女性にもボディータッチをしながら話すこと。あとは、ファストフードなどに行っても、紙ナプキンを用意したり、ステキな腕時計をしている人の腕を取って、時計をまじまじと見たり……一般的な日本男性って、そんなことをしないから、どの女性も“私のことを好きかも”って勘違いする。それで、向うから夢中になって、夫がパクッっていってしまう。関係が終わってからも、のらりくらりと交わしているから、女性も手に負えないと思ってフェードアウトするというのが、結婚前によく見ていたいつものパターン」

女性は、男性から大切にされたいのではなく、“特別な存在”として保証されたいものではないか、と絵里さんは続けます。

「私と結婚したのも、中学校の同級生だから、お互いに“この辺りでいいか”という妥協があったんだと思うけれど、まあ私は夫の初恋の人らしいから、そこそこ特別扱いをしてくれるんだけれど、やっぱり浮気されていると気分が良くない。結婚を機に、それまでふらふらしていたのに、きちんとした会社に契約社員とはいえ勤めてくれたのも嬉しかったし。子供の話も出てきている矢先に、何をしているんだかって思いますよ」

バッグの中から、ちらっと見えた、本人が絶対に買わないモノとは?

他の女性の存在に気が付いたのは、新しい名刺入れだったといいます。それは海外のハイブランドのもので、買えば10万円以上するネイビーブルー。これは、本人が好まない色だったとか。

「夫は特定のイタリアブランドのものが大好きで、持っているアイテムは黒か白か赤か緑。それ以外にあまり興味がないんです。それなのに、そんなものを持っているのはおかしい。女性からのプレゼントに違いないはず。その名刺入れを見つける少し前に、夫は私の地区の町内会に入り、盆踊りの設営や、秋のバザーの準備などで楽しそうにしているんですよね。けっこう、お金持ちマダムが住むエリアだから、昔取った杵柄じゃないけれど、ホスト的なことをしているんだと思う。だって、その人の特別になりたいから、高価なプレゼントをするわけでしょ?1回どころか、2回も3回もデートしているに違いありません!」

それから、絵里さんは、夫の引き出しの中を漁ったら、オレンジ色の箱とともにブランドのギャランティーカードが出て来たとか。

「それを見ると、隅田川花火大会の日に銀座で購入しているんですよ。この日は、私のヨガ仲間のマンションのラウンジで行なう鑑賞会に誘われていたのに、夫は行けないと断ったんです。かっこよくてかわいい夫を見せびらかしたかったので、すごく残念だったことを覚えています。これを見る限り、私よりもその女を優先してデートしていったって事でしょ?それは、許せない。離婚する気はないけれど、今は家にお金も入れず、生活費は私におんぶにだっこ状態。名刺入れがバレてから薄々気が付いたらしく、毎日見送りのときにキスしたり、帰ってくるとくっついてきて、“ぎゅ〜ってして”と甘えてくるんです」

それが、絵里さんをだまして陰で浮気を続けるための演技だとは思いたくないけれど、どうしても気になる1日があるといいます。

「私が来週、金沢に1泊の出張に行くんです。ここで浮気をするはず。調査をお願いします」

スーツを着て、サラリーマンとして働くようになってから、ますますモテて心配になったと依頼者・絵里さんは語る。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

天性のホスト気質な夫が、妻の出張中に出かけた下町観光。相手は依頼者の知人だった!?〜その2〜に続きます