21日、韓国メディアによると、文在寅大統領と共に米国を訪れている金正淑大統領夫人が、韓国から大量の「カンジャンケジャン」を持ち込んでいたことが分かった。写真はカンジャンケジャン。

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2017年9月21日、韓国・中央日報によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と共に米国を訪れている金正淑(キム・ジョンスク)大統領夫人が、韓国から大量の「カンジャンケジャン(生のワタリガニを漬け込み醤油ダレに漬けて熟成させた韓国料理)」を持ち込んでいたことが分かった。

金夫人は20日(現地時間)、米ニューヨーク・フラッシングにあるニューヨーク韓人センター(KCS)を訪れ、韓国から持参したキムチやカンジャンケジャンを振る舞った。

韓国大統領府によると、金夫人がわざわざ「カンジャンケジャン」をニューヨークに持ち込んだ理由は、カンジャンケジャンが「外国に住む韓国人が最も恋しくなる韓国料理」の代表であるため。カンジャンケジャンは海外ではなかなか手に入らないのだという。

金夫人はあいさつで「両目に切なさを浮かべながら祖国の成功を願って生きてこられたみなさまが目に浮かび、ワシントンでも真っ先にシニアセンターを訪れ、ニューヨークでも一番にフラッシングにいるみなさまにお会いしたかった」とし、「子孫のために言葉の通じない国に移住し、韓国人特有の勤勉さと誠実さで悲しみと涙を克服してきた哀感を考えると胸が苦しくなる」との思いを明らかにした。

また、金夫人は「それぞれが記憶する韓国の姿は違うだろう」とした上で、「月日が流れ韓国が変わっても、祖国を心配してくれるみなさまの一貫した思いに感謝する」と述べた。

同日、金夫人が訪れたフラッシングは1960年代にニューヨークに来た移民第1世代が集まり、コリアンタウンとなった場所。ニューヨーク最大の韓国人密集地であり、65歳以上の韓国人が最も多く居住する地域だ。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「感動した」「歴代最高の大統領夫人だ」「金夫人の気遣いは鳥肌もの!」「愉快な金夫人はアイデアも奇抜で素晴らしい」「文大統領の周りには体裁を気にせず人間を大事にする人が集まっている」「文大統領夫婦は1日に1度は必ず感動を与えてくれる」など金夫人に対する称賛の声が数多く寄せられている。

一方で「これくらいのことで騒ぎ過ぎ」「誰のお金で買ったカニ?」「カンジャンケジャンはナトリウムの塊だからお年寄りの健康に良くない」「北朝鮮の核の脅威が高まっている時にそんなことをしている場合?」「大統領夫人というより食堂のおばちゃんに見える」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)