若手の育成に不可欠な、彼らに手本を見せるベテラン社員。部下を持つ身となったからには「頼られるベテラン社員」でありたいものですが、そんな上司になるにはどんなことを心がければいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれ建設〜建設業専門の業績アップの秘策』では著者の降籏達生さんが、歌手のさだまさしさんが上げる「やばい老人の3つの条件」を紹介しつつ、そのヒントを記しています。

やばいベテラン社員になろう

近年若手技術者の採用や育成に力を入れる企業が増えています。同時に、若手を育成し、よい仕事の見本を見せるベテラン技術者の役割が増大しています。ところが、やる気が失せ、ただ仕事をこなすだけのベテラン社員がいることも事実です。

会社の役に立ち、存在感のあるベテラン技術者、今流にいうと「やばいベテラン技術者」になるためにはどうすればよいのでしょうか。その条件としてさだまさしさんは「やばい老人になろう」にて次の3つだといっています。

その一 「知識が豊富」

 

その二 「どんな痛みも共有してくれる」

 

その三 「何かひとつスゴイものを持っている」

やばいベテラン技術者は知識が半端なく豊富です。

「この雲行きだと●時には雨になるぞ」

「今の降雨量は3mm/時間だからスポンジを用意して打設を決行しよう」

「この切羽ではくずれるおそれがあるから吹き付けを急げ」

「(砂をギュッと握って))この砂のFM(粗粒率)は2.65前後だ」

などと現場ですぐに必要な知識を蓄えているのです。

またやばいベテラン技術者は、若手技術者や職人の顔色がおかしいのをみると、「おい、大丈夫か」と声をかけます。そして「実は…」と悩み話し出すとじっと聞いてくれます。そして「オレの若いときもそうだったよ。一緒だな」と痛みを共有してくれるのです。

さらに、ひとつスゴイものを持っています。これは仕事には限りません。

釣り選手権で優勝フルマラソン サブスリー(3時間以内で走る)毎日1冊本を読んでいる

こんなやばいベテラン社員がいると若手は憧れ、将来あの人のようになりたいと思うものです。

江戸においての老人の評価基準は三つあったといいます(『日本人なら身につけたい江戸の「粋」』より)。それは…

一、「どれだけ若者を笑わせたか」

 

二、「若者を引き立てたか」

 

三、「良きものを伝承したか」

「やばいベテラン社員」をめざしたいものです。

image by: Shutterstock.com

出典元:まぐまぐニュース!