111歳の誕生日を迎えたグレイス・ジョーンズさん(画像は『BBC News 2017年9月17日付「Woman from Worcestershire celebrates 111th birthday」』のスクリーンショット)

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イギリスの歴史上6番目のご長寿とされる女性が、このほど111歳の誕生日を迎えた。「寝る前の一口のウイスキー」が長生きの秘訣だと語るこの女性は、過去にエリザベス女王からの長寿祝いの手紙を受け取ったことがあるという。『BBC News』や『real-fix.com』が伝えている。

英ウスターシャー州コッツウォルズ、ブロードウェイの介護施設に暮らすグレイス・ジョーンズさんは1906年に生まれ、1933年にレオナルドさんと結婚した。婦人用帽子店で勤務していたグレイスさんは毎回、服や靴を帽子にコーディネートさせるほどで、娘のディードリー・マックカーシーさん(79歳)曰く「靴屋さんよりも靴をたくさん持っているぐらい、母はエレガントでおしゃれな女性だった」という。

グレイスさんの手元にはエリザベス女王から送られたお祝いのカードが8枚もある。100歳になった時に届いた誕生日カードには、バッキンガム宮殿から祝福の言葉とともに「今度、女王から誕生日カードが送られるのは105歳になった時です」と記してあった。「待てないわ!」と喜んだグレイスさんだったが、念願通り105歳になった時に女王からの誕生日カードを受け取ったそうだ。以降、毎年女王からの誕生日カードが届いている。

109歳になった時、グレイスさんは“長生きの秘訣”として「毎晩寝る前にウイスキーを一口だけ飲むの」と告白していた。その秘訣がグレイスさんの活力になっているのか、今回めでたく111歳の誕生日を迎えることとなった。

家族や友人らから「アメイジング・グレイス」というニックネームで呼ばれているグレイスさんを祝うパーティーは、ホテルとコッツウォルズの介護施設の2か所で行われた。母の長寿を祝ったディードリーさんは「母はとにかくいつも元気で活発なんです。時々どうしているかしらと施設に電話をしても、さっとラウンジに行ってしまうぐらい。パーティーの時、私が帰った後でも母はまだお喋りしたり歌を歌ったりして楽しんでいたわ。父が亡くなった時に、母はガックリくるんじゃないかと本当は心配したの。仲の良かった夫婦ってそういうことがあるって言うでしょう? でも母の場合はまだまだ元気よ」と明かす。

グレイスさんは2013年に113歳で他界したイギリスで最も高齢の女性と同姓同名で、現在は2歳若いが「111歳になったけど21歳の頃と気持ちは変わらないわ」と話している。おしゃれなグレイスさんは111歳になった今でも5つのクローゼットに服をずらりと揃えており、週に1度は髪をスタイリングするそうだ。今回グレイスさんはもう一つの長生きの秘訣を語った。

「年をとると惨めになる人もいるでしょう? でも私はただ座って編み物ばかりしているのではなく、まだまだ人生を楽しむようにしているの。ダンスやパーティーが好きだし、田舎にいるのも好き。人と出会うことが好きだし、何が起こってもくよくよ悩まないの。前向きにただ乗り越えるだけ。そういう気持ちが若くいられることに繋がるんじゃないかしら。」

偶然にもグレイスさんの誕生日を祝った9月15日、世界最高齢だったジャマイカのヴァイオレット・ブラウンさんが117歳でこの世を去った。なお、人類史上最も長生きをした人物として1997年に122歳と164日で逝去したフランスのジャンヌ・カルマンさんがいるが、グレイスさんもまだまだ元気に長生きして頂きたいものである。

画像は『BBC News 2017年9月17日付「Woman from Worcestershire celebrates 111th birthday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)