エアビーに「レストラン予約」機能 特別メニューも提供へ

写真拡大

エアビーアンドビーは9月20日、アプリ内からレストランが予約できる機能を追加した。

エアビーアンドビーは昨年11月に旅先でのアクティビティや出会う人を提案する「トリップ」サービスを導入したが、担当ディレクターのJoe Zadehは「旅行先で自分にぴったりのレストランを発見する手段がない」ことが今後の課題であることを発見したという。

その結果、Zadehは世界のどこの国や都市に居ても、優れたレストランに簡単にアクセスできるサービスの導入を思い立ったという。

エアビーアンドビーは今年1月にレストラン予約サービス「Resy」の1300万ドル(約15億円)の資金調達を主導した。新サービスの導入にあたりエアビーアンドビーは、Resyの機能をアプリ内に統合する。対応地域は現状では米国のみだが、今後は利用可能地域を広げていく。

Resyは「すばらしいレストラン」のみを顧客に提供する点を売りとしている。ResyのCEOのBen Leventhalによると「Resyのプラットフォームでは厳選された店のみが表示される。OpenTableやYelpといったサービスでは特定地域の数千もの店が検索結果に表示されるが、Resyの場合は200件を超えることはない」と述べている。

レストランの予約機能の追加により、エアビーアンドビーは単なる民泊サービスの枠から抜け出し、OpenTableやエクスペディアを傘下に持つプライスライン等の総合旅行サービスを競合に見据えるプラットフォームに進化することになる。

Leventhalによるとエアビーアンドビーは今後、旅行客らにグループでの特別ディナー等のサービスを提供したい考えだという。レストラン側としては、エアビーアンドビーの顧客向けのプリフィックスメニューや誕生日向けの特別メニュー等を提供する機会が得られる。現在のところ、レストラン予約からエアビーアンドビーは手数料を徴収していないが、将来的には同社の新たな収益源となることも見込める。

「今回の試みは旅行業界に地殻変動をもたらし、レストラン業界にも新たなイノベーションの波を引き起こすことになる」とエアビーアンドビーのZadehは述べた。