マーリンズのディー・ゴードン【写真:Getty Images】

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イチロー同僚ゴードンがベース前でワンバウンドした球を仰天ヒット

 米大リーグでワンバウンドしたボールをヒットにする驚愕のバットコントロールを披露した選手が出現。“イチロー級”の超曲芸打ちをMLBの公式動画サイト「Cut4」が公式ツイッターに動画付きで紹介し、衝撃が広がっている。

 なぜ、こんなボールを打てるのか。目を疑うようなヒットを放ったのは、マーリンズのゴードンだ。

 20日(日本時間21日)のメッツ戦。9-2とリードして迎えた8回2死だった。2球で簡単に追い込まれ、カウント0-2で迎えた3球目だった。左打者のゴードンに対し、メッツの右腕カデルが投じた球は、タテの変化球。しかし、落ちるのが早すぎて明らかなボール球、ワンバウンドすると判断した捕手は体に当てて捕球する体勢を取った。次の瞬間だった。

 なんとゴードンはバットを出したのだ。ボールはベース手前でバウンド。土が跳ねている。しかし、そんなことお構いなし。180センチの体を器用に折り畳み、巧みなコントロールで、バットの先でボールを当てると打球は遊撃方向へ。力ない打球ではあったが、持ち前の俊足で内野安打に変えてみせたのだ。

“曲芸打ち”で思い出されるのはイチロー、背番号51の凡退直後に飛び出した

 見送れば完全にボール球。追い込まれたことで釣られてバットを出したとしても、あえなく空振り三振になるのが関の山。ただし、2015年の首位打者&最多安打の名打者は、そんな場面でもヒットに変えるのだから、恐れ入る。

 驚きのシーンを「Cut4」は動画付きで紹介。映像を目の当たりにしたファンも唖然とした声を上げている。

 ただ、日本のファンからすれば“曲芸打ち”で思い出すのは、同じマーリンズに所属するイチローだろう。日本が世界に誇る安打製造機もかつてワンバウンドする球をヒットにし、メジャーファンを驚かせていた。その同僚の背番号51が前の打者で凡退していた後に飛び出したイチロー級の仰天プレーとなった。

 続くスタントンの56号2ランで生還し、試合も見事に9-2で勝利。大勝を演じた試合の中でも、ゴードンのスーパープレーはひときわ輝きを放っていた。