柴崎がスペイン紙「今夏の成功補強11人」に選出 「極めて素晴らしい」と称賛

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「マルカ」紙が特集、バルサ戦衝撃ボレー弾のインパクトは絶大

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は、リーガ・エスパニョーラ第4節の本拠地バルセロナ戦で、左足の鮮やかなボレーシュートでリーガ初得点をマークし強烈なインパクトを残した。

 その後、相手に足を踏まれるアクシデントにより途中交代する不運に見舞われたが、スペインメディアからは「今夏の移籍マーケットで成功した補強選手11人」に選出されている。

「ラ・リーガで最も収穫をもたらした夏の補強選手」と特集したのは、スペイン紙「マルカ」だ。そこには「Gaku Shibasaki」の名前も記されている。

 寸評では「ガク・シバサキはヘタフェで極めて素晴らしい結果を残している。バルセロナ相手に衝撃的なボレーを沈め、スペインサッカーに自己紹介を済ませた」と称賛されている。昨季まで2部テネリフェでプレーしていた背番号10は、0-0で迎えた前半39分、MFマルケル・ベルガラが頭で落とした浮き球に左足を一閃。強烈なデビュー弾を叩き込んでいた。

 この一撃が高く評価され、補強成功選手として堂々の選出となっている。

パウリーニョのほか、ヘタフェ同僚の名前も

 他には広州恒大からバルセロナに移籍し、このヘタフェ戦で決勝ゴールを決めたブラジル代表MFパウリーニョ、ACミランからビジャレアルに移籍し、2ゴールを決めているコロンビア代表FWカルロス・バッカ、インテルからバレンシアに移籍したフランス代表MFジョフリー・コンドグビア、チェルシーからラス・パルマスに移籍したFWロイク・レミーといったビッグネームも選出されている。

 一方、ヘタフェで柴崎の同僚MFマウロ・アランバリ、ウルグアイのデフェンソールからセルタに移籍し、3ゴールを決めているFWマキシ・ゴメス、レバンテのFWイビィ・ロペス、マケドニア代表MFエニス・バルディ、ジノーラFWクリスティアン・ストゥアーニ、ベティスのメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードも成功補強の称号を手にしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images