by Ewan Robertson

AmazonにはGoogle Glassを開発したBabak Parviz氏が在籍しており、かねてからメガネ型端末を開発しているとうわさされていましたが、Financial Timesが新たに、Amazonが音声認識AIアシスタント「Alexa」を使ったメガネ型ウェアラブル端末を開発中であると報じました。Financial Timesによると、この端末は近いうちに発表される可能性があるとのこと。

Amazon might launch Alexa-powered smart glasses this year, report says

http://mashable.com/2017/09/20/amazon-alexa-smart-glasses

Amazon Glass? Online retail giant may be working on Alexa-powered eyewear | Digital Trends

https://www.digitaltrends.com/dt-daily/amazon-smart-glasss/

Amazonのメガネ型端末は音声によってコントロールできる設計で、Bluetoothなどを使ってスマートフォンとワイヤレスに接続し、骨伝導技術を利用することでヘッドフォンなしでAlexaの音声を聞ける仕組みとなっています。デザインは普通のメガネと同様の見た目になるとのこと。



by Ben Blennerhassett

このウェアラブル端末の興味深い点は、Google Glassのようにカメラやディスプレイを搭載していない可能性があること。Financial Timesは、Google Glassが登場した際に個人のプライバシーが問題となったことを踏まえた上でAmazonが上記のような設計を行ったと見ています。なお、カメラやディスプレイがないがゆえにバッテリー寿命が伸びる可能性があることも伝えられています。

Amazonがメガネ型ウェアラブル端末の開発に着手していると初めて報じられたのは2015年。このとき、Amazonが取得した特許はタブレットと接続するディスプレイ搭載端末に関する技術でした。この技術は、モバイル端末からメガネに映像が転送されると、透明なメガネのレンズが不透明なディスプレイに変化し、映像を映し出すというもの。Financial Timesの報道が真実ならば、発表される予定のメガネ型端末はこれらの技術を使ったメガメとは別の方向性のものとなり、Google GlassやMicrosoftのHoloLensの競合にはならない、独自のポジションに立つものになると見られています。