シンガポールのチャンギ国際空港(2006年3月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】シンガポールのチャンギ国際空港(Changi International Airport)で働く荷物係(63)が、同空港でスーツケースなど手荷物300個近くの荷札を取り換える「迷惑行為」をしたとして訴追された。このいたずらにより、スーツケースは目的地と異なる場所に到着していた。

 訴追されたのはテイ・ボンケー(Tay Boon Keh)容疑者。チャンギ国際空港で手荷物286個の荷札を取り換えたとされ、有罪となれば収監される。同空港は世界でも有数の利用者を誇るハブ(拠点)空港で、昨年は5900万人近くが利用した。世界最高の空港に選ばれることも多い。

 テイ容疑者は286件の迷惑罪に問われ、19日に裁判所に出廷した。

 裁判文書によると、オーストラリアのパース(Perth)、フィリピンのマニラ(Manila)、ドイツのフランクフルト(Frankfurt)、英ロンドン(London)、米サンフランシスコ(San Francisco)など世界各地に送られるはずだった手荷物が被害に遭った。

 テイ容疑者は自分の行為が空港の運営事業者に「不当な損害を引き起こす」と知っていたという。いたずらの動機は不明で、文書には書かれていない。

 空港の運営事業者は地元日刊紙ストレーツ・タイムズ(The Straits Times)に対し、今回の事件は単発的なものとしつつ、手荷物取り扱い区域へのアクセスの管理や防犯カメラの運用、パトロールを強化したと述べている。
【翻訳編集】AFPBB News