【ソウル聯合ニュース】LG電子が21日、下半期のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「V30」を韓国の通信大手3社から正式発売した。

 サムスン電子の最新スマホ「ギャラクシーノート8」もこの日一般販売が始まった。「ノート8」は予約購入者を対象に数十万台の開通が終わっており、V30がどこまで迫ることができるか注目が集まる。

 業界関係者によると、15日から19日にかけてノート8は約40万台が開通を終えたという。これは前モデルの「ノート7」の全予約台数を上回る数だ。サムスン電子は15日、前日までにノート8の予約が85万台に達したと発表しており、約半数が開通したことになる。

 予約をしていない消費者もノート8の購入が可能になったが、予約数が多かったことなどから、大きな動きはないものとみられる。

 一方、V30は予約が始まった14日から20日にかけ、前フラッグシップモデルの「G6」の約1.5倍の販売台数を記録した。

 ノート8とV30の発売により通信3社の顧客争奪戦も激しくなっており、番号持ち運び制度(MNP)を利用して乗り換える顧客の数は15日からの4営業日で1日平均2万9120件を記録した。 

 LG電子はスマホ事業で4〜6月期まで9四半期連続赤字が続いており、V30での巻き返しを狙っている。

 ただ、ノート8の勢いが衰えていないことに加え、早ければ来月にも米アップルの新製品「iPhone(アイフォーン)8」が発売されることから、巻き返しは容易ではないものとみられる。