痛恨AT被弾でマドリーがホームでまさかの今季初黒星…74戦ぶり無得点で新記録更新ならず《リーガエスパニョーラ》

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▽リーガエスパニョーラ第5節、レアル・マドリーvsベティスが20日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのベティスが1-0で勝利した。

▽主力不在の中、伏兵FWマジョラルの2ゴールに絡む活躍で難所アノエタ攻略に成功し3試合ぶりの白星を手にしたマドリーは、今季リーグ戦初勝利を目指すサンティアゴ・ベルナベウでベティスを迎え撃った。今回の一戦に向けては、スーペル・コパ1stレグでの出場停止処分で開幕4試合を欠場したFWクリスティアーノ・ロナウドが今季リーグ初先発を飾り、負傷のベンゼマを除き今季初めてベストメンバーが揃った。

▽また、リーガエスパニョーラ第4節終了時点で、公式戦73試合連続得点中のマドリーは、ブラジルのレジェンドであるペレ氏が、サントスに所属していた1961年〜1963年の間に樹立した記録と並び、歴代世界最多タイ。今節では単独での世界記録更新を狙った。

▽C・ロナウドを最前線にイスコとベイルがウイングに入る[4-3-3]で試合に入ったマドリーだが、開始直後にサナブリア、カマラサにゴール前での決定機を許すなど、微妙な立ち上がりとなる。

▽それでも、徐々に攻勢に転じたホームチームは、17分にはカゼミロのスルーパスに抜け出したモドリッチがサイドネットを叩くシュートを放つと、22分にも再びカルバハルからのクロスをゴール前に飛び込んだモドリッチがボレーで合わすが、今度はクロスバーの上を越えた。

▽要所で相手のカウンターを浴びながらも個の力でゴールへ迫るマドリーは、C・ロナウドやイスコの決定的なシュートでゴールに迫るが、古巣対戦に燃えるGKアダンの再三の好守を前に前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。

▽迎えた後半もマドリーが押し込む入りとなるが、カルバハルのシュートがポストを叩くなど、なかなかボールがゴールネットに吸い込まれない。何とか選手交代で流れを変えたいジダン監督は、負傷したマルセロを含めモドリッチ、イスコを下げてアセンシオ、マジョラル、ルーカス・バスケスの若手3人を投入する。

▽この交代でカゼミロを最終ラインに下げた攻撃的な3バックの布陣に代えたマドリーは、ここから猛攻を見せる。しかし、ベイルやマジョラルの決定機がことごとくGKアダンに阻まれ、ゴールが遠い。また、引き分けで良しとするベティスの時間稼ぎにイラ立ちを募らせるマドリーは、C・ロナウドやアセンシオが決定的な場面でシュートをふかすなど、厳しい状況が続く。

▽すると、試合終了間際にかけてリスクを冒して先制点を目指したマドリーは、逆に痛恨のゴールを許すことに。94分、相手のカウンターから右サイドを攻め上がったバラガンの絶妙なクロスをゴール前でドフリーのサナブリアに頭で合わせられ、まさかの先制点を奪われた。

▽そして、試合はこのままタイムアップを迎え、今季のリーグ戦でのホームゲーム3試合目で初勝利はおろか、初黒星を喫することになったマドリーは、早くも連覇に向けて暗雲が漂い始めている。また、公式戦74戦ぶりに無得点となり、ペレ氏在籍時代のサントス超えの連続得点世界記録更新も逃した。