今季2得点目を決めたマインツFW武藤嘉紀

写真拡大

[9.20 ブンデスリーガ第5節 マインツ2-3ホッフェンハイム]

 ブンデスリーガは20日、第5節2日目を行い、FW武藤嘉紀が所属するマインツはホームでホッフェンハイムに2-3で敗れた。前節のバイエルン戦(●0-4)は風邪の影響でベンチスタートだった武藤だが、2試合ぶりに先発し、フル出場。見事なドリブル突破から2試合ぶり今季2得点目を決めたが、チームは逆転負けで2連敗となった。

 マインツは前半5分、クロスのこぼれ球を拾ったMFダニー・ラツァがPA外からグラウンダーのミドルシュート。これがゴール左隅に吸い込まれ、序盤のうちに先制に成功した。さらに前半10分、武藤がPA付近でボールを収め、右サイドに展開。DFジュリオ・ドナーティのクロスに武藤が反応したが、ボレーシュートはうまくミートしなかった。

 それでも前半16分、武藤が今季リーグ戦2得点目を挙げる。PA手前でMFレビン・エズトゥナリからのヒールパスを受けると、ドリブルでエリア内に進入。相手選手が次々とプレッシャーをかけてきたが、細かいステップでかわし、PA内左の角度のない位置から左足でニアサイドを打ち抜いた。

 2-0とリードを広げたマインツだが、ここからホッフェンハイムが猛反撃に出る。前半23分、FWマルク・ウートが落としたボールをMFオイゲン・ポランスキが頭で前へ送ると、2列目から飛び出したのはMFナディーム・アミリ。SBとCBの間をドリブルで抜け出し、ボレーシュートを豪快に叩き込んだ。さらに前半アディショナルタイム、MFルーカス・ルップの右CKにFWサンドロ・ワーグナーがヘディングで合わせ、2-2。同点に追いつき、前半を折り返した。

 マインツは後半立ち上がりから激しいプレスでホッフェンハイムの攻撃を寸断し、素早い攻撃に出る。武藤は厳しいマークに遭ったが、後半12分にはPA外でパスを受け、相手DFをはがしてミドルシュートを放った。同38分、武藤がボールをトラップしようとしたところにMFデニス・ガイガーが激しいスライディング。マインツの選手たちは猛抗議し、両チームの選手が入り乱れる事態となった。武藤は一時、足首を押さえてピッチに倒れ込んだが、無事にプレーに復帰した。

 すると、2-2のまま迎えた後半アディショナルタイム2分、ホッフェンハイムがついに勝ち越しに成功する。右CKの流れからPA近くでこぼれ球を拾ったMFケビン・フォクトが浮き球のパス。マインツ守備陣を振り切って抜け出したアミリがダイレクトで流し込み、土壇場で3-2と逆転した。

 2点リードをひっくり返されたマインツは武藤のオーバーヘッドなどで猛攻を仕掛けたが、2-3のままタイムアップ。今季2度目の2連敗を喫し、1勝4敗の勝ち点3のまま順位も15位から上げることはできなかった。


●ブンデスリーガ2017-18特集

●海外組ガイド