米ニューヨークでの国連総会で演説するイランのハッサン・ロウハニ大統領(2017年9月20日撮影)。 (c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】イランのハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は20日、国連総会(UN General Assembly)で行った演説で、同国が欧米など主要6か国と達した2015年の核合意を擁護し、この合意は国際社会が支持したもので、「ならず者の政界の新入り」によって破壊されてはならないと語った。

 ロウハニ大統領は、核合意の破棄をちらつかせるドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領に反論し、同合意は世界の支持を得たものであり、「一つや二つの国」にその運命を決めることはできないと表明。

 前日の国連総会演説で核合意を激しく非難したトランプ氏を念頭に、「この合意がならず者の政界の新入りによって破壊されたとしたら、非常に悲しいことだ」と述べ、「世界は素晴らしい機会を失うだろう」と指摘した。

 さらにロウハニ大統領は「昨日この尊い機関で発せられた、滑稽なほど根拠のない主張に満ちた、無知で、ばかげた、憎悪あふれる表現」を非難した。

 トランプ氏は、イランが核開発の制限を受け入れた核合意を順守しているか否かについて、自身の判断を10月15日までに米議会に報告する予定。20日には「結論に達した」と記者団に述べだが、詳細は明かさなかった。
【翻訳編集】AFPBB News