武藤が今季2点目も勝利に結びつかず…マインツは逆転負けで2連敗

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 ブンデスリーガ第5節が20日に行われ、マインツとホッフェンハイムが対戦した。マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀は、リーグ戦2試合ぶりのスタメン出場を果たしている。

 立ち上がり早々の5分、クリアボールを拾ったダニー・ラッツァのミドルシュートが決まり、ホームのマインツが先制に成功する。続く16分には武藤がドリブルでエリア内に侵入。強引な突破から左足でシュートを決め、マインツが追加点を奪う。武藤は今シーズン2得点目となった。

 一方のホッフェンハイムもすぐさま反撃。23分にナディエム・アミリが1点を返す。前半アディショナルタイムにはCKからザンドロ・ヴァーグナーが頭で決め、前半は2−2で折り返す。

 後半に入り56分、武藤がミドルシュートを放つも、相手DFのブロックに阻まれる。その後も一進一退の攻防が続く中、迎えた後半アディショナルタイム。ホッフェンハイムはCKの流れから抜け出したマルク・ウートがゴールを決めて、これが劇的な決勝点に。

 試合は2−3で終了。リードを守れなかったマインツは2連敗となった。武藤は先発フル出場を果たし、1得点を記録している。

 次節、マインツは日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと、ホッフェンハイムはシャルケとそれぞれホームで対戦する。

【スコア】
マインツ 2−3 ホッフェンハイム

【得点者】
1−0 5分 ダニー・ラッツァ(マインツ)
2−0 16分 武藤嘉紀(マインツ)
2−1 23分 ナディエム・アミリ(ホッフェンハイム)
2−2 45+1分 ザンドロ・ヴァーグナー(ホッフェンハイム)
2−3 90+3分 マルク・ウート(ホッフェンハイム)