ゴールの少なさを指摘されてきた岡崎だが、今季はここまで7戦4発。シャープ記者は「もう文句はないだろう」と記した。(C)REUTERS/AFLO

写真拡大

 レスター・シティをこよなく愛する地元紙『Leicester Mercury』が、岡崎慎司のファンが泣いて喜ぶような記事を掲載した。
 
 タイトルはずばり、「オカザキが疑いの目を向ける者を沈黙させた」。火曜日のカラバオ・カップ(リーグカップ)3回戦、リバプール戦でのハイパフォーマンスですべての疑念が払拭されたと、論調を展開している。
 
 同紙の番記者であるジェームズ・シャープ氏は、冒頭でこう断言した。
 
「これで分かっただろう。もはや誰もが同意するしかない。レスターはオカザキがプレーしていたほうが、間違いなく良質なチームなのだ。それが世界規模で認知された真実。カラバオ・カップのリバプール戦勝利がすべてを教えてくれた」
 
 岡崎は、試合の53分に投入された。それまでのレスターの状態を記者は、「まるで競争力がなかった。やられるのは時間の問題で、無気力で、無駄なプレーが多く、退屈だった」とばっさり。それを岡崎が劇的に変えたのだという。
 
「エネルギーの塊だ。プレーに絡もうと懸命に動き、喜んで泥臭く、献身的なプレーを続ける。本当にレスターにとってはかけがえのないプレーヤーだ。あの1ゴール・1アシストはそんなアグレッシブな姿勢がもたらした結果であり、決して偶然ではない」
 
 では、批判的な風潮とはどんなものだったのか。
 
「口さがない人びとは、昨シーズンからオカザキをこう言って断罪してきた。『彼は床で過ごす(ピッチに倒れている)時間が長く、なによりストライカーにとって重要なゴールという結果が出せていない』と。たしかに彼は昨シーズン、33試合で3得点に終わった。だが、挽回せんと必死に努力して取り組み、今シーズンは開幕からの公式戦7試合ですでに4ゴールだ。もう文句はないだろう」
 
 ジェイミー・ヴァーディーと2トップを組むべきススタメンは、岡崎をおいてほかにはいない。土曜日のプレミアリーグ、リバプール戦(再び会場は本拠地のキングパワー・スタジアム)でも、スターターを務めるべきだと、シャープ記者は力を込める。
 
「カラバオ・カップではイスラム・スリマニが鮮やかなミドルシュートを決めた。だからといって、彼がオカザキと同じような仕事ができるだろうか。チームに影響を与えられるだろうか。ほかの誰にもできやしない。土曜日のリバプール戦もスタメンはオカザキで行くべきだ。(火曜日よりも)より良いプレーをしようと、きっと燃えているだろう」