大宮の伊東監督は、ドリブルが光った三苫の才能を称えた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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[天皇杯4回戦]筑波大 0-2 大宮/9月20日/カシマ
 
 天皇杯でJリーグ勢に3連勝を収め、勢いに乗る筑波大を4回戦で食い止めた大宮。伊藤彰監督は大学生相手の試合を次のように振り返った。
 
「やりづらい部分はあった。前半は上手くゲームをコントロールできた。後半は守備に回ってしまったが、我慢し切れたことで、追加点を挙げることができた。ただ、受けて立ってしまったこと、圧倒できなかったことは改善しなければならない」
 
 勝利はしたものの、プロの貫録を見せるほどの試合はできなかったと明かす。選手個々に目を移すと、眩い輝きを放っていた相手選手がいたようだ。
 
「アカデミーの監督をやっていたので、もともと知っている選手ばかりだった。トップに上がらないで、大学を選んだ選手もいます。三苫薫選手は、これからが凄く楽しみな存在だと思う。小さいころから観て、彼の才能とか能力は分かっているので、今日も良いパフォーマンスを披露していた」
 
 大宮のアカデミーで監督を務めていた頃から、川崎のアカデミーに所属していた三苫の実力を買っていた。たしかに、この日の三苫は持ち前のドリブルが冴えわたっており、大宮の選手もファウルでしか止められないほどだった。
 
 ちなみに、三苫は特別指定選手として川崎入りが決まっており、J1の舞台で鋭いドリブルを見られる可能性もありそうだ。
 
取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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