90分を通して味方を鼓舞。浦和に猛追されるも、逆転は許さなかった。写真:徳原隆元

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[天皇杯4回戦]浦和2-4鹿島/9月20日/熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

「特に記録というのは意識せず、平常心で試合に臨みました。記録についてチームメイトは特に声をかけてくれなかったですけど(笑)、相手の阿部選手が試合前に声をかけてくれて」
 
  そう語った曽ケ端準が並んだのが、天皇杯の最多出場記録。浦和戦の出場によって通算59試合となり、日本サッカー界のレジェンド・釜本邦茂氏に並んだ。その試合を勝利で飾ったとはいえ、「2-0から追いつかれてしまったので……。チームに助けられました」と守護神の表情はやや強張っていた。
 
 次の準々決勝も出場すれば、出場数で単独トップに立つが、「試合に出られるかどうかはわからないので。しっかりと準備していきたい」と冷静に語った。現状に満足することなく、日々謙虚に努力を重ねていく--。プロ20年目の大ベテランは、泰然自若と歩みを続ける。
 
取材・文:梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)