去る9月7日、山尾志桜里衆院議員(43)が民進党を離党した。不倫疑惑の責任を取ったものだが、民進党内部からは離党ではなく辞職を求める声が続出。議員辞職後は、タレントとして『“禊ぎ”剃毛ヌード写真集』が浮上している。

 山尾議員が離党となったキッカケは、すでに報じられている通り『週刊文春』(9月14日号)の記事だ。山尾議員は、9歳年下のイケメン弁護士・倉持麟太郎氏と密会。山尾議員は既婚者で1児の母、倉持氏も妻子持ちであることから「ダブル不倫」と報じられた。
 「品川駅前の高級ホテルに赤ワインとビールを持ち込み、36階の“ダブルルーム”に泊まったとされている(山尾議員は“1人で宿泊した”と否定)。また、山尾議員は倉持氏の事務所に出入りするなど、1週間に4回の逢瀬を重ねる異常さ。山尾議員は、民進党の前原誠司新代表に離党したくないと涙でゴネたそうですが、最終的に前原新代表が切った形です」(民進党関係者)

 それにしても、前原民進党で山尾議員は目玉人事として幹事長に内定していた。
 「不倫疑惑相手の倉持氏に近い法曹関係者の間では、2人の関係は有名な話だとされています。だから、民進党内の“山尾嫌い”からもリークがあったようです。当選2回議員で幹事長なんてあり得ない。もともと、民進党は考え方や理念の違う野合の集まり。古参が、山尾議員の優遇を許せなかった可能性もある」(同)

 最近の国会議員の不倫といえば、自民党の今井絵理子参院議員と橋本健元神戸市議の疑惑を『週刊新潮』がスクープ。橋本氏は、政務活動費約720万円を不正流用していたことも暴かれ、議員辞職。今後は市民オンブズマンが刑事告発することも明らかになっている。
 今井議員が人気歌手グループ『SPEED』のメンバーであるように、山尾議員も芸能界に身を置いた華麗な経歴を持つ。
 「小学校時代には、ミュージカル『アニー』の初代アニー役を務めている。『アニー』は子役の中では大作中の大作です。演技だけでなく、歌がうまくなければならない。山尾議員は有権者の前で歌を披露するほど歌声には自信を持っていた。多芸の政治家です」(同)

 山尾議員は宮城県仙台市生まれ。天は二物も三物も与えたのか、美人で頭脳明晰。1999年、東大法学部卒で'02年には司法試験合格、'04年に東京地検で検察官に任官している。
 「東大時代も人気がありましたよ。上品な顔立ちに加えて、小顔で巨乳。言い寄ってくる男をみんなフッていました」(東大OB)

 '09年、民主党の小沢一郎代表(当時)にスカウトされ、愛知7区から出馬し初当選。'16年には民進党政調会長に抜擢されるなど、政治家としてもエリートを絵に描いたような人生だった。
 「いま一つの謎は、一般人の夫との関係です。同じ東大出身ですが、卒業後に飲み会で知り合ったといいます。“ホリエモン”こと堀江貴文氏の部下だった時代もあったようですが、存在感は非常に薄いですね」(全国紙政治記者)
 このあたりに山尾議員がイケメン弁護士と親密になった理由があるのか…。

 かつて山尾議員は早朝に子供の弁当を作り、幼稚園に送り、それから議員活動。仕事を終えてスーパーで買い物し、家に帰って料理をするという「よき母」ぶりをメディアで取り上げられたこともあった。
 「国会では『保育園落ちた日本死ね!!!』のネットのブログを紹介。待機児童問題で安倍総理をタジタジにさせ、一躍、時の人となった。でも、現在は今井氏と同じく“不倫疑惑議員”のレッテルを貼られ、貞淑なイメージは崩れた」(同)

 絶頂期には“民進党のジャンヌ・ダルク”と持てはやされたが、いまでは週刊文春に“肉食のジャンヌダルク”と書かれる始末。