世界の機内食案内[25]Aeroflot Russian Airlines  成田〜モスクワ

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旅行のサイトを見ると“アエロフロートはよく遅れる”と書いてあったりします。でも、遅延はあっても、なんとか走って間に合うことが多かったですし、経由地のモスクワで乗り継ぐパリ行きは、同じ便名ですから、当然、接続してくれるよね? と期待しつつ、2時間遅れでモスクワ行きに乗り込みました。


 

【成田〜モスクワ】SU0261

待ちに待ち、13:10出発のところ、15:35に離陸。昼食は機内食で、と考えていましたが、もうランチの時間じゃありません。

16:25にようやくドリンクサービスがやってきました。メイン料理のことを考えて、赤ワインをセレクト。ビールはありません。

赤ワインの色が濃い! 以前、赤ワインを飲んだ時は酸化した状態でしたが、今回はフルーティーでそこそこおいしい状態です。やや苦い気もしますが、温度もちょうどよかったので、ひとまず合格。

ドリンクサービスの後は、飲み終わったカップが下げられます。ですが、私はまだワインを残しておきます。メイン料理のために選んだ赤ワインですからね。

 

17:00に食事サービスが始まりました。「昼食」設定ですが、時間帯的には、すっかり「夕食」です。空きっ腹に飲んだ先ほどの赤ワインがジワジワ効いてきました…。

メインはビーフかシーフードからのチョイス。赤ワインでビーフ、と思っていましたが、直前で気が変わり、シーフードドリアにしてみました。

○前菜(野菜サラダ、パストラミチキン、スモークターキー、沢庵の細巻、マス寿司、ガリ)
○シーフードドリア 海老のソース、ブロッコリー、パルメザンチーズ
○ソフトロール、バター
○ラムレーズンチョコレートムース カスタードソース
○コーヒー

手前はスモークサーモンのように見えますが、シャリの上にマスが乗っている握り寿司です。このシャリが乾燥気味だったのが残念。細巻きは海苔で巻かれているので、シャリの乾燥は防がれていました。なお、お箸が付いていたので、色々と食べやすかったです。

サラダは味がないなぁと思いながら食べましたが、コーヒーカップに入っていたのがドレッシングだったと、食後のコーヒーをもらう段階で気づきました。てっきりミルクだと勘違いしていました。よく見ればわかったのでしょうが、先入観からの失敗です。でも、ちょっと紛らわしいですよね。

ドリアのソースはコクがあっておいしく、ご飯自体も珍しくおいしかったです。機内食のご飯はあまりおいしくないのですが、このドリアのご飯は当たりでした。

パンはパサつき気味で、バター必須。バターは塩気が強め。無塩バターがほしかった…。

メニュー名は「ラムレーズンチョコレートムース」なのに、ラムレーズンの姿は見当たりません。ラムレーズンの風味、ですかね?

それでも、デザートがあると、ほっとします。チョコレート系のデザートは、赤ワインと一緒にいただくのもオススメです。

▲食後のコーヒー

ちなみに、メインがビーフの場合は、「牛肉の和風山椒ソース、ジャガイモのバター炒め、いんげん、人参、ご飯」でした。

食後2時間が経ち、20:30にアイスクリームまたはフローズンヨーグルトが配られました。

フローズンヨーグルトは以前食べたことがあるので、今回はアイスをチョイス。日本のアイスは、やっぱりおいしいです。

 

22:15にドリンクサービスが始まり、続いて夕食が配られました。

アエロフロートではアルコールはワインのみで、しかも、昼食時にしか提供されません。

○前菜(リーフレタス、クランチポテトと人参のサラダ、バジルチキン、黄パプリカのスライス、カラマタオリーブ)
○焼うどん シーフード添え、ガーリックソース、ブロッコリー、人参のジュリエネ
○ソフトセサミロール、バター
○ミルキーウェイ

メインディッシュは、パスタか焼うどん。今回は焼うどんにしてみました。普段の食事で焼うどんを食べることはあまりないので、こういう時は、いつも自分が食べないものにしてみるのもいいですよね。

また、メニュー表にカロリー表記がされているので、カロリーをポイントに選ぶのも手です。

この焼うどんは209kcal。和風味ではなく、洋風のソースでしたので、やわらか〜い麺のクリームパスタを食べている感じでした。

前菜のバジルチキンは、しっかりボリュームがありました。このメニューだったら、白ワインがほしかったなぁ〜

パスタの方のメニューは、「ピペッテリガーテパスタ ミートソース添え、パセリ、赤と黄色のピーマン炒め、パルメザンチーズ」(411kcal)でした。

アエロフロートのエコノミークラスのカトラリーは、プラスチック製です。

エコノミーでもスリッパとアイマスクがあるのが嬉しい。

歯磨きセットがトイレの中に用意されていました。

後で見たらなくなっていたので、必要な人は早めに確保することをオススメします。

約10時間のフライトでモスクワ到着。

同じフライト番号で、モスクワ時間18:55発の接続便に乗らねば! 30分ほど過ぎていますが、待っていてくれるでしょう? だって、同じフライト番号ですよ?

しかし、無情にも飛び立っており、この日の次のフライトはもうありません。翌朝のチケットを渡され、この夜はモスクワ泊を余儀なくされたのでした。

モスクワ泊の顛末は、
>> 世界の空港ラウンジ[番外編]ビザ無しモスクワホテル滞在記(ロシア)
をご覧ください。

※機内食メニューは2017年3月のエコノミークラスものです

 

(取材・文/綿引まゆみ)

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。