20日、任天堂の韓国法人・韓国任天堂が人気の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を今年12月1日に韓国で発売すると明らかにした。韓国では複数のメディアが「ついに韓国で発売!」など見出しに感嘆符をつけてこれを伝え、話題が集まっている。資料写真。

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2017年9月20日、任天堂の韓国法人・韓国任天堂が人気の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を今年12月1日に韓国で発売すると明らかにした。価格は36万ウォン(約3万5500円)。韓国では複数のメディアが「ついに韓国で発売!」など見出しに感嘆符をつけてこれを伝え、話題が集まっている。

ニンテンドースイッチは今年3月に日本や米国などで発売が始まり、現在までに世界で470万台以上が売れている。日本では「高過ぎる人気」が災いして商品が品薄になり、購入をめぐる詐欺騒動まで起こっていた。

その人気のゲーム機がいよいよ韓国で発売されるとの報に、韓国のネットユーザーからは「絶対に買うぞ」「今からでも韓国で正式発売されることになってよかった」「今まで待ったかいがあったよ」など、喜びと期待が入り混じったコメントが数多く寄せられている。

しかし一方で、韓国発売を歓迎しない声も上がっているといい、一部「消費者らはがっかり」と報じているメディアもある。韓国のプレーヤーたちを失望させている原因は主に、本体の「韓国語未対応」と、発売と同時にリリースされるゲームタイトルのラインアップにあるという。

韓国任天堂は「韓国で販売する製品本体は、外国語(英語、日本語など)でのみ利用可能で、韓国語には対応していない」としている。これに韓国のユーザーたちは「これでは韓国で正式発売と言えるのか疑問」「海外で買うのと大差ない」と指摘しているのだ。また同社によれば「韓国の任天堂アカウントを使ったオンラインプレーやダウンロード販売についても未定」としており、ユーザーからは「結局、商品の箱だけハングル表記にするということか?」との皮肉も出ている。

また、リリース予定のタイトルリストには「スーパーマリオ オデッセイ」「ぷよぷよテトリスS」など人気ゲームが含まれているものの、ユーザーからは「(韓国語に)翻訳する分量が多くないものばかり」との指摘が。さらに一番の人気作とも言われニンテンドースイッチでしかプレーできない「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」がリストのどこにも見当たらず、「ゼルダがないなら発売する意味ないじゃん」「ゼルダだけをただ待っていた人はどうしたらいいんだ?」と悲痛な声も聞こえる。

韓国任天堂関係者が「『ゼルダの伝説』の発売については今のところ未定」としたことから、ネット上では「ゼルダを今、韓国語に翻訳してるところと信じるよ」と期待の声も集まった。(編集/吉金)