「クリームシチューをごはんにかける」という食べ方は賛否が分かれるもので、編集部でも「かける派」「家ではかけるが外ではかけない隠れキリシタン派」「そもそも家で作らないよ派」と様々に分かれました。そんな中、シチューの老舗であるハウスがご飯にかけるために開発したというシチュー「シチューオンライス」を発売したので、「ご飯によく合うシチュー」とはどのような味なのか、実際に作って確かめてみることにしました。

シチューオンライス|ブランドサイト|ハウス食品

http://housefoods.jp/products/special/stewonrice/index.html

ロゴの上には商品の濃厚さ、とろみを押し出した言葉が。ホワイトシチューはさらりとしたものが主流なので、差別化している、という事なのでしょう。



パッケージ裏の説明によると、「フリカッセ」はフランスの家庭料理。炒めた鶏肉やきのこをホワイトソースで煮込んだ料理ということで、「白煮込み」という意味になります。



パッケージ底面の原材料名を見ると、動物性、植物性混合の食用油脂が前にあり、次に小麦粉、砂糖と食塩、脱脂粉乳、生クリーム……と続きます。ココナッツミルクパウダー、ガーリックパウダーがローストしたものとしていないもの2種。特筆すべき所ではカレーパウダー、酒粕粉末が入っていました。



ルウそのもののカロリーがパッケージ裏に書かれています。一皿分で109カロリー。



パッケージ裏に書いてあるレシピに従って作ります。ルウ一箱で8皿分が作れるとのこと。



必要な材料は鶏もも肉、玉ねぎ、ぶなしめじ、牛乳。この時レシピの半分、つまり4皿分で作るつもりにもかかわらずこれは明らかに買いすぎています。



改めて計算し直した4皿分の材料がこちら。鶏もも肉400g、玉葱150g、ぶなしめじ50g、ルウ80g。ここに水400mlと牛乳150mlが加わります。



フライパンに油を敷き、鶏肉を焼いていきます。「きつね色になるまで焼くと、より香ばしいおいしさが楽しめます」とあるので、焼き目がつくように焼いていきます。



多すぎる油を拭き取りつつ……



こんな感じで焼き目が付きました。



切っておいた玉葱、しめじを投入。



玉葱がしんなりした所で水400mlを投入します。フライパン調理では無理があったので、深鍋に移し替えました。



あくを取りつつ、沸騰したら10分煮込みます。



ルウの色はこんな感じ。シチューのルウというにはかなり濃い色をしており、キャラメルやピーナッツバターかと錯覚するほど。香りも通常のシチュールウより強く、カレーとシチューのちょうど中間のような感じがします。



ルウを鍋に投入して……



溶かし切ると「これはシチューと呼べるのか……?」と不安がよぎる色になりましたが、この後牛乳を入れるのであまり深く考えない事にします。このまま5分ほど煮込みます。



5分経ったら牛乳を入れて……



さらに5分煮込んだら完成です。ルーの香りや色からドロっとしたものを想像しましたが、思いの外サラっとしています。鍋底で木べらを動かすと、一瞬鍋底が見えてすぐ元通りになるような感じ。



では、ご飯にシチューをかけます。



かけるその瞬間を見ていた編集部員から「背徳的だ……」という声が上がる光景です。



ルーだけで食べてみると、少し驚くぐらいの濃さ。特にチーズの印象が強く、この濃さをそのまま食べるのは厳しそう。やはりご飯が欲しくなります。ご飯と一緒に食べて、「うんうん」と頷くちょうどよい味になりました。ご飯と一緒に食べることを前提にしているので、ホワイトシチューの優しい印象とはっきり違った味になっています。お米だけではなく、パスタやうどんにも馴染む味。



編集部員からは「普段シチューを食べないが、これをご飯にかけて食べるのはアリ」「家では濃く作るのが定番だから、味はあまり変わらない。けど濃く作る手間が省けるので、今後作るならこっちを選ぶかも」という声も。「シチューオンライス チキンフリカッセ風」は税込み278円、全国のスーパーで販売されています。Amazonだと5個入りが1339円です。