インドネシア・バリ島にあるアメッドビーチ近くの山(2016年11月16日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】リゾートとして知られるインドネシア・バリ(Bali)島で小規模の地震が頻発していることを受け、当局が警報レベルを引き上げるなど、発生すれば約50年ぶりとなる火山噴火への警戒感が高まっている。

 同島の観光地として有名なクタ(Kuta)からおよそ75キロ離れたアグン山(Mount Agung)では先月から揺れが続いていることから、当局は山頂から7.5キロの範囲を進入禁止とした。

 これまでのところ火口からの火山灰の噴出は確認されていないが、ここ2日間で発生した揺れは数百回におよんでいる。また、18日には住民およそ350人が自宅から避難したものの、翌19日には帰宅したという。

 インドネシアの国家防災庁(National Disaster Mitigation Agency)長官は20日に発表した声明で、「地震は2日前のものほどは激しくないものの、揺れが合計480秒ほど発生した」と指摘し、「地域社会全体で警戒しておく必要がある」と述べた。

 毎年数百万人もの外国人観光客が押し寄せているバリ島の空港ではこれまでのところ影響は出ていないものの、運営者が状況を監視しているという。

 アグン山が最後に噴火したのは1963年で、この時は1000人以上が犠牲となっている。
【翻訳編集】AFPBB News