「なぜか何十年も使い続けている家の中の物」を調査してみた

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実家に行くといつもテーブルの下の決まった場所にゴミ箱が置かれている。そのゴミ箱、酒井法子のデビュー当時に販売されていた「のりピーグッズ」の一つで、酒井法子が考案したキャラ「のりピーちゃん」が描かれている。家族の誰が買ってきたのかも覚えていないこのゴミ箱が、実に30年近く使われ続けていることになる。

なぜよりによってこのゴミ箱を30年使っているんだろう……といつも笑えてくるのだが、こうして大事に使われている「のりピーグッズ」が今もあるということを、酒井法子さんにいつか伝えたいものである。向こうも困るだろうが。

「教えて!goo」に、「それ何年使ってますか?」という質問をさせてもらったところ、出るわ出るわ、何十年も使い続けてきたというレアアイテムの数々に関する回答が寄せられた。ここに紹介したい。

■40年使い続けたどんぶり!30年物のアイシャドウ!

「20代に北海道で買ったタオル。洗髪した髪だけに使用しているので未だ、現役。ちなみに30年」(びっくらぽんさん)

素晴らしい!タオルを30年使い続けるということがどれだけ大変なことか。“洗髪した髪だけに使用”するという回答者のこだわりが生んだ奇跡であろう。

「あまり、お化粧をしない私。気が付けばこのアイシャドウ、20歳の資生堂のお化粧教室で貰ったの、30年たったな、と思って思い切って処分して新しいのを買ったけど、たいして減りもしないので、これも又、かれこれ20年たちました」(akiko37さん)

これもまた素晴らしい。化粧品に消費期限があったとしてもそんなことはとりあえず置いておいて、50年間に1回しか買い替えずに使うなんて、なんだか素敵なことに思えてくるから不思議だ。

「うどんの丼。かれこれ、40年か。化石だなこりゃ」(singapura1984さん)、「耳かきです。ものごころついたときからあるので、30年くらいは使ってると思います」(mani_21さん)

この二つの回答も非常によくわかる。特に普段から使うものって手に馴染む感覚が非常に大事なのだ。他のものと比べてどこが良いというわけじゃないけど、これが一番なんだよなーという感覚。上記のものと近い回答なのだが、こちらにはシーンと静かな気持ちにさせられた。

「有田焼の急須は、大学生のころから40年以上使っていました。急須の蓋は何度か壊れて他の有田焼の蓋で代用してきましたが(中略)今回の熊本地震で取っ手の部分が壊れてしまい、これまで残ってきた蓋の本体6個とともに捨てることになりました。非常に愛着があったので残念でした」(宇土のデメキンさん)

災害に関するニュースを見ていると、人命やケガ、被害の規模のことなどに目が行きがちだが、その視界に入らないところでは、こうして毎日ずっと使い続けてきたものがふいに失われていたりするのだ。

「退職時に、何も出来ないお嬢様、人一倍心配した後輩からもらったsbillaのハンドタオル(3枚セット)です。(中略)かれこれ20年以上は使ってると思います。(中略)タオルをみるたび、今はカナダで2児のママとして逞しく暮らしてる彼女のことを思い出します」(ちゃうねんさん)

この回答にも深い味わいがある。物をきっかけにして様々な思い出がよみがえるということは私もよく体験する。

今や、ケータイやパソコン、大型家電ですら数年単位で買い替えるのが普通になってきたが、こうして何十年も使い続けてきた物だからこそ感じる愛着というものは大事にしていきたいと思う。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)