安室奈美恵さんはブログで引退の意向を表明した

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歌手の安室奈美恵さんが40歳の誕生日にあたる2017年9月20日、デビューから丸26年目になる18年9月16日に引退することを公式サイトで表明した。

安室さんは1992年9月16日に「SUPER MONKEY'S」のメンバーとしてデビュー。25周年にあたる2017年9月16〜17日には故郷の沖縄でコンサートを開き、2日間で計5万2000人の観客(主催者発表)を集めたばかりだった。

引退までの1年は「アルバムやコンサート、最後にできる限りの事を精一杯」

公式サイトでは、25周年コンサートへの感謝を綴った直後に

「今日は、私が長年心に思い、この25周年という節目の年に決意した事を書きたいと思います」

と切り出し、

「わたくし安室奈美恵は、2018年9月16日をもって引退することを決意致しましたので、
この場を借りてファンの皆様にご報告させていただきます」

と引退を表明した。引退までの1年弱は

「アルバムやコンサート、最後にできる限りの事を精一杯し、有意義な1年にしていきたいと思ってます」

としている。引退を決意した具体的な理由については明らかにしなかった。

「SUPER MONKEY'S」として活動後は、「小室ファミリー」の一員として活躍。96年発売のアルバム「SWEET 19 BLUES」は300万枚以上を売り上げ、当時のアルバム出荷記録を塗り替えた。97年のシングル「CAN YOU CELEBRATE?」は200万枚を超えるヒットとなり、国内の女性歌手として今なおトップ。茶髪にミニスカート、厚底ブーツの「アムラーファッション」は社会現象にもなった。

00年の九州・沖縄サミットでは、各国首脳を前に「NEVER END」を披露したことも話題になった。最近でも、「Hero」が16年のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックのNHKのテーマソングに選ばれるなど、安室さんの楽曲が視聴者の耳に届く機会は多かった。

私生活では、97年にTRFのダンサー・SAMさんと結婚し(02年に離婚)、長男を出産。産休を経て98年に復帰したが、99年には実母が殺害される事件も起きた。