2016年3月に行われたイ・セドル棋士とGoogleが開発したAI「AlphaGo」の5番勝負はAlphaGoが4勝1敗で勝利を収めるという結果に終わっています。世界中が固唾をのんで見守った人間対コンピューターの戦いは映像で記録されており、そのドキュメンタリー映画「AlphaGo」の公式予告編が公開されています。

AlphaGo Official Trailer - YouTube

「囲碁は世界で最も古くから親しまれてきたボードゲームです。最もシンプルかつ抽象的な概念を持つゲームの一つです」



「囲碁のプロ棋士を破ることは、人工知能にとって長年の目標です」と語るのは、Google傘下であるDeepMindのデミス・ハサビス氏。AlphaGoの生みの親です。



「AIの開発ではさまざまな挑戦を行ってきましたが、碁をプレイするだけでその全てが覆されました」





「碁盤の上で起こり得る全ての配置は、宇宙に存在する原子の数よりも多いのです」



碁の戦い方を学び始めたAlphaGo



その後、AlphaGoは数々の対戦相手に勝利して実績を積み重ねてきました。



「しかし、本当の強さは世界の頂点と戦ってみるまでは決してわかりません」



その頂点こそが、イ・セドル棋士。



「囲碁界におけるイ・セドルは、テニス界のロジャー・フェデラーのようなものだ」



コンピューターをパッキングして……



向かう先は、対戦場所であるソウル。



イ・セドルはAlphaGoの弱点を突いて勝利することができるのか



対戦は荒れ模様



「ブロックした!?」



思わず渋い表情を浮かべるイ・セドル



人々が足を止めて見守ります。



「おい、王者の表情を見ろ」



「自身を失っているようだ」



たまらず休憩にたつイ・セドル



5番勝負の結果は、AlphaGoが4勝1敗で圧勝。



多くの人々に驚きを与えた頂上決戦でした



「この勝負は、今後の未来を占うことになる」



「これで勝負あった」



イ・セドル棋士やDeepMindのデミス・ハサビス氏ら本人が登場するドキュメンタリー映画「AlphaGo」は北米や台湾、ロシアなどの映画祭で上映される予定。日本での上映は記事作成時点では不明です。