化粧品ブランドのプロモーションに登場した女優のニコール・キッドマン。50歳を向かえてもなお、美しさや演技力に磨きがかかり輝き続ける彼女が<E!NEWS>の取材で、美しさのために心掛けていることを明らかにした。

どんなに頑張っても、年をとることは免れられないし、免れようとするべきではないわ。

今年開催されたエミー賞では、米ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ 〜セレブママたちの憂うつ〜』の演技でリミテッドシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞したばかりのニコール。女性が直面する「見た目が若くないとダメ」というプレッシャーについて言及。

お肌の手入れは大切よ、女性から見ても魅力的な要素だわ。あと、アンチエイジングよりも生き生きとした気持ちでいることの方が大事よ。

もちろん時間を止めたり遡ったりすることはできないけれど、健康でい続けることが大切と、ニコールは自身の経験も交えながら次のように語った。

以前に比べ、女性が出産する時期は遅くなっているわ。だから子供を産んだ後も健康で強くいられるよう、身体に気を使うことは本当に大事よ。

ニコールは夫でカントリー歌手のキース・アーバンとの間に2人の娘がいる母でもある。娘たちには自分を愛することについて教えているという。その理由は、自分の内面を愛することで、外見も好きになれるし、生き生きとしていられる。そしてそれは、若く見えることよりも達成感があることなのだとか。

健康の秘訣を聞かれると、自身の家庭環境についてコメント。

エクササイズの大切さを信じているわ。わたしは子供のころ、父にトレーニングをさせられて育ったの。

また、スキンケアの大切さと「愛」については、

あとはお肌を労わること、保湿と日焼け止めね。それと何と言っても「愛」だわ。誰かと良い関係性でいられること。愛を見つけるのは少し大変だけれど、すごく栄養になるわ。

と話した。

ニコールは「それでも若さにこだわる人」へのアドバイスとして、夫のキースの言葉を引用。

夫がいつも言うの、笑顔だよ、って。それが最高に若く見える秘訣。

女優、妻、母親として、輝く彼女の言葉はとても力強い。止められない時間を気にするのではなく毎日健康に気遣い、自分を心から好きになる努力をしたくなりますね。