ドイツ西部デュッセルドルフの裁判所に出廷したロック・M被告(2017年9月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドイツ西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)で19日、同国の情報機関の元職員で同性愛者向けのポルノにも出演した過去を持つ男が、国家機密を漏えいしようとした罪で執行猶予付きの禁錮1年の有罪判決を言い渡された。

 ロック・M(Roque M)との名前で呼ばれている男(52)は昨年11月、イスラム過激派の二重スパイとしてドイツ国内の情報機関で働いていた容疑で当初逮捕され、メディアはトップニュースで報じていた。

 しかしイスラム過激派とのつながりや攻撃計画の証拠が一切見つからなかったとして、検察が大半の容疑を取り下げ、今年7月に拘禁を解かれていた。

 法廷で被告は、退屈だったためにネット上のチャットルームで攻撃計画を立てるイスラム過激派のふりをしたと述べた。

 また裁判の冒頭で、「イスラム過激派とは誰とも会ったことはない。そんなことは一度もやってない。すべてはゲームみたいなものだった」と話した。

 かつて銀行員として働いた経験もあり、4人の子どもの父でもある被告は、情報機関の連邦憲法擁護庁(BfV)の仕事の一環としてイスラム過激派の動静を監視していたと語り、BfVの仕事について「とても楽しかった」と述べた。

 この被告は、正体を隠していた同僚にBfVの機密情報の共有を持ちかけたことがきっかけで逮捕されていた。
【翻訳編集】AFPBB News