ユーベ監督が守護神ブッフォンの後継者指名 「世界トップクラス」と讃えたGKとは

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今季限りの引退を示唆する名手、ユーベとイタリア代表でいまだ一番手に君臨

 ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、今季限りでの引退を示唆しているイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの後継者が、今季加入のポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーであると明言した。

 現地時間20日に行われるフィオレンティーナ戦の前日会見での発言を、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ブッフォンは前人未到のリーグ6連覇を続けているイタリアの絶対王者ユベントスと、イタリア代表でいまだ守護神として君臨している。しかし、来年1月に40歳の誕生日を迎えるブッフォンは、来夏行われるロシア・ワールドカップ本大会を現役最後の舞台にすることを示唆。どちらのチームも、後継者探しが急務になっていた。

 ユベントスは今夏の移籍市場で、アーセナルからローマへの期限付き移籍が終了したシュチェスニーを完全移籍で獲得していた。アッレグリ監督はこのフィオレンティーナ戦でシュチェスニーを起用することを明言し、その能力を称賛している。

「先週のバルセロナ戦を終えた後、ブッフォン本人も交えてこのフィオレンティーナ戦では休暇を与え、シュチェスニーにプレーさせることを決めていた。これは信頼の高い低いを言いたいものではないが、シュチェスニーは素晴らしいGKであり、世界トップクラスの能力がある。ヨーロッパでもトップから7番から8番までのチームでプレーすべきGKで、実際のところ、ユーベではブッフォンの後継者になると考えている」

アッレグリ監督が明言、GKの去就に影響か

 1990年生まれのシュチェスニーは、これからキャリアの最盛期を迎えようとしている。2009年からアーセナルでプレーしていたが、チェコ代表GKペトル・チェフの加入により出場機会を求めてイタリアの強豪ローマへ2年間期限付き移籍をしていた。その契約の間際のタイミングで、シュチェスニーを確保したユベントスの補強戦略の上手さが光った形になる。

 ブッフォンの後継者問題は、ACミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマや、ジェノアのGKマッティア・ペリンといった自国の若手GKの去就問題にも影響を与えると見られていた。しかし、アッレグリ監督が明言したことで、来季以降は元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デルサール以来となる外国人の正GKがユベントスに誕生することになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images