夫キース・アーバン(右端)の前で共演者に唇キスするニコール・キッドマン
 - Lester Cohen / Getty Images

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 現地時間17日にロサンゼルスで行われた第69回エミー賞授賞式にて、女優のニコール・キッドマンが夫キース・アーバンの目の前で、共演者のアレキサンダー・スカルスガルド(『ターザン:REBORN』)の唇にキスをしたことが大きな話題になっている。

 テレビドラマ「ビッグ・リトル・ライズ 〜セレブママたちの憂うつ〜」で夫婦役を務めたニコールとアレキサンダー。アレキサンダーが助演男優賞(リミテッドシリーズまたはテレビ映画部門)を受賞して壇上へ向っているところ、ニコールは彼の顔を両手で挟みこみ唇にキス。ニコールに伴い授賞式に出席していたキースの目の前でだ。

 中継を観ていた視聴者も彼女のこの行動には度肝を抜かれたようで、「ニコールは残酷」「夫の前で他の男性とキスだなんて、どうしてそんなことができる?」などTwitterには批判の声が。「ニコール・キッドマンの擁護をさせてもらう。アレキサンダー・スカルスガルドにキスしたくない人なんているの?」とアレキサンダーがいい男すぎるのがいけないというコメントもある。

 インターネットでトレンドになったこの件について、NBC局のニュース番組「トゥデイ」では「友達と唇にキスするのはOKか?」という討論が行われた。自分はしないという人が多かったものの、何の抵抗もなく唇にキスしてくる人もいるにはいるといい、キースは妻とイケメン俳優の“唇キス”を目の当たりにしても全く動揺することなく熱心に拍手をしていたことから「二人は深く愛し合っている夫婦なのだろう」というところで落ち着いていた。

 「ビッグ・リトル・ライズ 〜セレブママたちの憂うつ〜」は、高級住宅街を舞台にママ友たちの裏の顔を描いたドラマ。エミー賞ではニコールも主演女優賞に輝き、作品賞、監督賞など8部門で受賞した。(編集部・市川遥)