失われた文化財が最新技術でよみがえる? 「クローン文化財」展

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9月23日(土)より、東京・上野の東京藝術大学大学美術館にて、クローンとして復元された文化財を紹介するシルクロード特別企画展『「素心伝心」 クローン文化財 失われた刻の再生』が開催される。

文化財は本来ただ1つしか存在せず、“本物であること”が何よりも重要視されるもの。しかし一方で、時の経過によって劣化が進み、優れた品々が永遠に失われてしまう危険に常に晒されている。東京藝術大学は、文化財の本来の姿を現代に蘇らせ、未来に継承していくために、文化財をクローンとして復元する特許技術を開発。オリジナルの精細な画像データを取得して、三次元計測や科学分析を行って、空間・形状・素材・質感・色を忠実に再現し、文化財の継承に取り組んでいる。

会場には、3D計測や3Dプリンターの技術を用いて金銅仏として再現した法隆寺釈迦三尊像、1949年に焼損した法隆寺金堂壁画12面、世界遺産・敦煌莫高窟の中で「東洋のヴィーナス」と称される敦煌莫高窟第57窟、2001年に破壊されたアフガニスタン・バーミヤン東大仏の仏龕天井に描かれていた壁画などが登場。惜しくも実物が失われたり、鑑賞することが極めて難しい作品を目の前で楽しむことができる。

シルクロード特別企画展『「素心伝心」 クローン文化財 失われた刻の再生』は、2017年9月23日(土)〜10月26日(木)まで、東京藝術大学大学美術館(台東区上野公園12-8 JR「上野駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は10:00〜17:00(金曜日は20:00まで)。休館日は月曜日(10月9日は開館)。観覧料は当日一般1000円。

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