サッカーメキシコリーグのパチューカで活躍する本田圭佑(31)のマネジメント会社が、ウガンダの1部クラブチーム「ブライトスターズFC」を買収した。

 本田はすでにオーストリアの「SVホルン」、カンボジアの「アンコールFC」のオーナーとなっており、クラブ経営に関わるのは3つめとなる。

 買収の目的は、マネジメント会社「HONDA ESTILO(ホンダ エスティーロ)」によれば、「本田選手は、プロフェッショナルのサッカー選手であり、起業家であり、教育者です。目的は恵まれていない国にいる子ども達の教育サポートをすることです」とのこと。 
 

 買収発表直後の9月13日、本田はツイッターを更新し、「何も分かってない人はお金稼ぎをしてると思ってるみたいやけど、サッカークラブ経営でお金稼ぐなんてほぼ無理やから。だから経営としてのリスクはあるけど、そんなことよりももっと大きな夢があるのよ」と発言している。

 なぜこんなツイートをしたのか。広報担当者に聞いたところ、「クラブ買収を伝えるニュースにネット上で『金儲けだろう』との指摘があり、周りから本人に伝わったり、本人が直接それを見た可能性があります」と回答した。以前の買収時にも同様のことが起きていたという。

 買収額は非公表だが、本田が自ら資金を出すわけではなく、あくまでマネジメント会社の資金で行われるという。会社の収入は、本田をはじめとするスポーツ選手の肖像権収入(テレビ出演、CM契約など)、運営するサッカースクールとスポーツ施設の売り上げという。

 2016年、「NEWS ZERO」(日本テレビ系)に出演した際、本田は「SVホルン」を買収した理由を「日本の若手がヨーロッパでスムーズにプレイできるよう、架け橋となる場所を作りたい」と語っている。

 本田は2012年から、日本国内で70校に及ぶサッカースクールのプロデュースに関わっており、育てた選手は3500人以上とされる。インドネシア、カンボジアなど各国でサッカー教室を開いており、今回のウガンダのクラブチーム買収も、きっかけは6月に現地で行なったサッカー教室だったという。

 タイやカンボジアでサッカー用品を寄贈したり、震災後の石巻市にフットサルコートを贈ったり、イタリア地震や熊本地震で寄付するなど、本田は社会貢献に熱心だ。しかし、そうした面はあまり報道されず、批判ばかり伝えられることが多い。

 本田はこれからもクラブ買収を続けるのだろうか。

「タイミングと縁があり、『子供達の教育をサポートする』という我々のビジョンに沿っていれば、さらにクラブ経営を増やす可能性があります」(広報担当者)

 プロのサッカー選手として、子供達の夢の環境づくりに奔走する本田。こうした活動はもっと評価されてもいいのではないか。