ラインジャッジは不必要か、ATPが完全自動ライン判定をテスト

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 プレーヤーが判定に対し文句をつけるべき相手がいなくなる!?----ATPはラインジャッジ(線審)を完全になくしてしまうことを計画している。

 男子プロテニスツアー(ATP)は、シーズン末に21歳以下の選手たちがしのぎを削る「Next Gen ATP Finals(ネクスト・ジェン・ATPファイナルズ)」(イタリア・ミラノ)を開催するが、そこで全ショットを自動ライン判定する、と発表した。ATPがこのシステムを試すのは初となる。

「Next Gen ATP Finals」は11月7日から12日まで、21歳以下のランキング上位7人とワイルドカード(主催者推薦枠)選出の選手で争われる。

 ホークアイ(自動ライン判定システム)は、すでにほかの大会で採用されており、選手がラインジャッジの判定に異議を唱え「チャレンジ」をした際に、リプレーで見直すために使われているものだが、それと同じテクノロジーを使用する。しかし今回は、すべての判定が最終的なものとなるのだ。非常にきわどいショットがあった場合には、ボールがどこに落ちたかを競技者と観客が正確に見ることができるよう、スタジアムのスクリーンがビデオ・リプレーを見せることになる。

 つまり各試合での唯一の審判は、主審だけ、ということになるのだ。

 この大会はまた、4ゲーム先取のセット、ノーレット・ルール、サービス時計などを含む、実験的ルール変更の披露の場にもなるという。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はイメージ(写真◎Getty Images)