レアル、次代の守護神獲得へ デ・ヘアからビルバオのスペイン代表GKに方向転換か

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ペレス会長はデ・ヘア獲得に執念も、ジダン監督のナバスへの信頼度は揺らがず

 レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスへの信頼の高さから、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア争奪戦から撤退。

 代わりにアスレチック・ビルバオの若き逸材を次代の守護神として獲得に動き出したことが明らかになった。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 今オフにベティスからU-21スペイン代表MFダニ・セバジョス、アトレチコ・マドリードからU-21フランス代表DFテオ・エルナンデスを獲得するなど、UEFAチャンピオンズリーグを2年連続で制覇している名門は次なる布石も着々と打っている。

 スペイン代表MFマルコス・アセンシオが若きエース候補に浮上する中、来季の補強の目玉が急浮上した。アスレチック・ビルバオの22歳、GKケパ・アリサバラガだ。スペイン代表のフレン・ロペテギ監督からA代表メンバーに召集される新進気鋭の守護神は今季終了後に契約満了。ビルバオとの契約延長に応じなければ、レアルは移籍金ゼロで獲得できることになる。

 レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はユナイテッドの正守護神デ・ヘア獲得に執念を燃やしていた。2015年夏の移籍市場最終日にはナバスとのトレードでクラブ間合意に達したが、登録ミスで破断になった経緯もあった。

ビルバオは違約金を85億円に引き上げか

「ジネディーヌ・ジダンはケイラー・ナバスがナンバーワンであることを譲らず、(デ・ヘア)新しいGK獲得に関するクラブの興味は終わった」

 ジダン監督は安定したパフォーマンスを見せる30歳の守護神への信頼を揺るがせなかったと、記事では報じている。チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワ、ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマも候補に浮上したが、ナバスへの信頼から補強は実現しなかった。

 レアルが獲得を目指すアリサバラガだが、ビルバオは契約延長交渉に着手。現在の違約金1000万ユーロ(約13億円)を6500万ユーロ(約85億円)にまで引き上げようとしているという。

 次代のスペイン代表正守護神と呼び声の高い若き実力者を、レアルは手中に収めることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images