圧巻のゴールを決めたメッシが、相手の隙を確実にものにするその決定力の高さをまざまざと見せつけた。 (C) Getty Images

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 9月16日(現地時間)、リーガ・エスパニョーラ第5節が行なわれ、エイバルは敵地でバルセロナと対戦した。
 
 ここまで2勝2敗で13位につけるエイバル。首位チームからの金星を目指した一戦で、日本代表MFの乾貴士は5試合連続でスタメンに名を連ね、4-2-3-1の2列目左サイドに入った。
 
 一方、前節、柴崎岳の所属するヘタフェに逆転勝利を収めて開幕4連勝を飾り、首位を堅持したバルサはいつも通りの4-3-3。最前線はルイス・スアレスがベンチスタートとなったものの、リオネル・メッシ、ジェラール・デウロフェウ、デニス・スアレスの3人が顔を揃えた。
 
 試合は序盤からバルサがボールを支配するのに対して、エイバルが素早いプレッシャーをかけて応戦するというせめぎ合いの展開となる。そのなかで先手を取ったのは、ホームチームだった。
 
 20分、エイバルのアレハンドロ・ガルベスが相手DFのネウソン・セメドをペナルティーエリア内で倒してPKを献上。これをメッシが冷静に沈めた。
 
 幸先良く先制に成功したバルサは、その後、エイバルの堅固な守備の前に手を焼いて、決定機を創出できずにいたが、再びセットプレーから相手の守壁をこじ開ける。
 
 38分、左サイドからのD・スアレスの蹴ったCKにパウリーニョが頭で合わせてネットを揺らしたのだ。
 
 2点を失ったエイバル。左サイドの乾は対峙するセメドと駆け引きを行ないながら得点機を伺ったが、フリーでボールを受ける回数が少なくシュートシーンに恵まれなかった。
 
 バルサが2点をリードして迎えた後半はビハインドを追うエイバルが前半以上に前掛かりに仕掛けると、ホームチームがその裏を突く。
 
 53分、敵陣でフリーとなってボールを受けたメッシが右サイドから中央へとドリブル突破をし、エイバルのDF陣を翻弄して左足シュート。これはGKに弾かれるも、こぼれ球をD・スアレスが冷静に流し込んだ。
 
 出鼻を挫かれたエイバルだったが、57分に右サイドからのクロスにセルジ・エンリクが合わせて一矢報いてみせる。がしかし、このゴールがバルサの大黒柱に火をつける。
 
 メッシは59分にDF3人に囲まれながら左足でのミドルシュートを突き刺すと、62分にはパウリーニョとのコンビネーションで右サイドを打開し、最後も冷静に沈めてハットトリックを達成したのだ。
 
 61分にバルサ守護神のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれてしまったものの、決定的なシュートを放っていた乾は、一方でその背後を頻繁に取られてしまう場面が散見した。
 
 大差がつき、時間の経過とともにエイバルが集中力と体力を失っていくなかで、終了間際にバルサがトドメの一撃を見舞う。
 
 87分にメッシがドリブルでペナルティーエリア内へと侵入。右サイドのアレイシ・ビダルに振ると、リターンパスをアルゼンチン代表FWが左足でゴールへ流し込んだのだ。
 
 メッシのシーズン9点目でゴールショーを締めくくったバルサは、残り時間を難なく消化。結局、6-1でエイバルを下して、リーガ5連勝を飾って単独首位の座をキープした。

【ハイライト動画】乾貴士、バルセロナ戦に先発フル出場! バルサがメッシの4発などでエイバルに快勝|バルセロナ6-1エイバル