9月18日は敬老の日だった。2017年8月、埼玉県吉川市では、米寿(88歳)と白寿(99歳)の市民に、祝品カタログを送った。このカタログには、祝品30品目と祝金現金1万円が掲載されており、祝品または祝金が選択できるようになっているという。

祝品カタログが送付されたのは、米寿142人、白寿14人。150人から返信があり、そのうち130人、約9割が「現金1万円」を希望したという。

いったいどんなカタログだったのか? Jタウンネット編集部は電話で話を聞いてみた。

掛け時計6人、老舗料亭食事券3人......


掛け時計(画像提供:吉川市長寿支援課)

電話で答えてくれたのは、吉川市の長寿支援課の担当者だった。

「このカタログは、米寿、白寿を迎える高齢者の方々に、お祝いの気持をお伝えしたいということで、企画しました。カタログ掲載された敬老祝品の中で人気があったのは掛け時計で、6人から希望がありました」と担当者は語った。

時計(写真上)というのは、市内の時計店から提供されたもの。パイプオルガンをイメージしたデザインで、スワロフスキーのクリスタルを使用した飾り振子付きだ。リズム時計株式会社の「スモールワールドレジーナ」という商品。


料亭「福寿家」料理例(画像提供:吉川市長寿支援課)

「吉川市内には、なまずなど川魚料理で知られる老舗料亭が数軒ありますが、有名料亭のペア食事券の希望も、3人いらっしゃいました」。料理(写真上)は、江戸時代からの伝統を伝える味が楽しめる。家族水入らずでお祝いするには、ぴったりかもしれない。


「よしかわ敬老祝品カタログ」(画像提供:吉川市長寿支援課)

「吉川市は古くから稲作で知られた米どころです。『吉川のしずく』というブランド米にも、3人から希望がありました。また松阪牛のセットには2人から希望がありました」と担当者。他にも、市内の写真店でプロが撮る記念写真、オーダーメイドによる似顔絵制作などもあったとのこと。

「来年はもっと満足していただけるよう、新たなアイデアを盛り込んで、カタログを充実させていきたい」と担当者は語った。