「嫌われてるのでは?」「次もうまくいかないのでは?」という「思い込み」に気をつけろ

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『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』が8月30日にダイヤモンド社から発売されたことを記念して、20万部突破の第一弾『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を特別公開します。アドラーの厳しくもあたたかい言葉に、あなたも勇気づけられてください。

「みんなが私を嫌っている」というのは思い込みである

<解説>

 人は誰しも劣等感を持っています。しかし、過度な劣等感は健全ではなく、克服する必要があります。では、過度な劣等感とはどのようなものなのでしょうか。アドラーは過度な劣等感につながる、自虐的で自らの成長を阻む間違った思考のことをベーシック・ミステイク(基本的な誤り)と呼びました。

「今回ダメだったから次もダメに違いない」「クラスのみんなが私を嫌っている」「友だちが笑っているのは、私をバカにしているに違いない」など。これらは明らかに行き過ぎた思い込みであり不健全です。

 今回ダメだったからといって、次回もダメな確率は100%ではありません。冷静に考え直してみれば失敗の確率は五分五分かもしれません。クラスの全員が自分を嫌っている、ということは、ほとんどありえません。冷静に自分を嫌っている人の名前をあげていけば、実は、それがたかだか5〜6人であることに気づくでしょう。

 ベーシック・ミステイクを克服するためにはこのように、一つひとつの思い込みに対して冷静に証拠をあげたり、数字で確かめることが有効です。そうすれば、それが過度な思い込みであることに気づくはずです。それを積み重ね、繰り返すことにより、自分の思い込みのクセに気づくことでしょう。そして少しずつ、過度な劣等感が克服されていくでしょう。

※本連載は日曜日以外の毎日更新します。