17日、韓国・ファイナンシャルニュースが、韓国のトイレの個室に置かれているごみ箱の「今後」について、「どう思いますか?」と読者に問い掛ける記事を報じた。資料写真。

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2017年9月17日、韓国・ファイナンシャルニュースが、韓国のトイレの個室に置かれているごみ箱の「今後」について、「どう思いますか?」と読者に問い掛ける記事を報じた。

韓国では使用済みのトイレットペーパーを便器に流すのではなくごみ箱に捨てる方法がなお主流。しかし最近では、「外国人にも使いやすく」といった目的でごみ箱をなくす動きも進んでいる。首都ソウルの地下鉄では年内にも全駅のトイレ個室からごみ箱が消える予定だが、これに賛否の激論が起こっているという。

記事によると、「大多数の市民」は、ごみ箱のないトイレを歓迎しているそう。ごみ箱は何より、トイレの悪臭と不衛生の根本原因であるからだ。「賛成派」の大学生のパクさん(25)は「欧州に旅行に行ったら、ごみ箱のないトイレがほとんどだった。水に流す方が視覚的・嗅覚的にはるかに快適そうだ」と指摘、サラリーマンのアンさん(41)も「他人が使った紙をそのまま目にし、臭いをかぐことがなくなるのは、とても胸がすっきりする」と話す。

ネット上でも賛成派が大半を占めているようで、「ソウルの地下鉄はごみ箱がなくなってものすごく清潔になった」との歓迎の声のほか、「外国人が韓国のトイレで驚くのがこのごみ箱だよ。水に溶けるトイレットペーパーが売られてるんだから、ごみ箱は必要ない」との指摘、そして「いまだに使用済みの紙をごみ箱に捨てる人がいるの?家でも便器に流してるのに」といったコメントが寄せられている。

では、ごみ箱撤去に反対する人の意見はどうか?一番の反対理由は、排水管詰まりへの懸念だ。皆が便器に紙を流せば頻繁に排水管が詰まるようになり、使用後の紙を床に捨てる人も増えて、以前より不潔になるのではといった声が出ている。実際に、ソウル地下鉄の5〜8号線で試験的にごみ箱を撤去した2012年当時、便器詰まりの頻度が従来の6.6倍にまで上昇したという。

しかしネットのコメントをみると、こうした詰まりの原因は、どうやらトイレットペーパーの質や便器・排水管の構造といった「ハード」の問題だけではなさそうだ。コメントには「ウエットティッシュで拭くからだよ。あれは100%詰まる」「頼むから生理用ナプキンは流さないで」「その他いろいろのごみを捨てる人もいる」「トイレットペーパーを大量に使って一度に流そうとするから駄目なんだよ」などの指摘が多く、「ごみ箱のないトイレ」の使用マナーが浸透していない様子がうかがえる。

地下鉄を運営するソウル交通公社も「皆が快適なトイレ」実現のため、「備え付けのトイレットペーパーを適量使用し、女性用品は専用ごみ箱に入れてほしい」と案内、ネットには「自分の家のトイレだと思ってきれいに使おう」「日本の足下にでも追い付く覚悟で精神改造しない限り、韓国は永遠にヘル朝鮮(地獄のような韓国)だよ」といった声も上がっていた。(編集/吉金)