プログラムされたとおり動くロボットが楽器を演奏し、人間とプレイするうちに自我を得たかのように行動し始め、最後には共に絶頂に達する……ニューヨークで活動するアンビエント・ダブ/トランス/ブレイクビーツのクリエーター、ナイジェル・スタンフォードが発表したPV「AUTOMATICA 4k」は、そんなロボットと人間のインタラクションを描いた作品に仕上がっています。

AUTOMATICA 4k - Robots Vs. Music - Nigel Stanford - YouTube

鉄板をレーザーで切り抜くロボットアーム。PV後半に効果的な登場人物(?)として再び姿を見せます。



歩み寄るナイジェル・スタンフォード。



チェアに座り、ベースを弾いてコンピューターに取り込むと……



2本のロボットアームがエレキベースをプレイ



片方のアームはネックを押さえ、もう一方が弦をピッキングして演奏。



別の2本のアームと、その向こうに置かれた物体。かけられていた黒い布を取り去ると……



そこにはピアノ



4本の指で、はかなくも美しいコードを演奏。



シンセでフレーズを奏でるスタンフォード。冷たさを持ちながらも、どこかエネルギーを秘めた空気感が漂うプレイ。



実はドラムもロボットアームがプレイ



ロボットはコンピューターによって制御されています。



ターンテーブルもロボットがプレイ



幾何学的に動くロボットの間をすり抜けるスタンフォード。このあたりのカッコ良さは言葉よりも実際の映像を見て感じてほしいところ。



やがて、何かの異変を感じるスタンフォード……



シンセをプレイしていたロボットが暴走を始めます



コンピューターの画面が乱れ……



自由に動き始めるロボットたち



レーザーを装備したロボットが、破壊をはじめます



ギターを投げるロボット



それをキャッチし、共にプレイを始めるスタンフォード。ここから一気にクライマックスへ。



飛び散る火花、はじけるピアノ





そして、ジミヘンばりにベースを破壊するロボット。





崩壊へと向かおうとする光景なのに、どこか美しさすら感じてしまいそう







そして、スタンフォードの目に写るものは……



破壊の後に残された、静寂のような世界……。この世界観は、ぜひムービーを見て自分の目で触れてみてください。



この作品の製作過程を少しだけ収めたメイキング映像も公開されています。実際にロボットが楽器をプレイしているのか、それともトラックにあわせた「当て振り」なのかは定かではありませんが、まるで本物のプレイヤーのように演奏している姿は見事です。

Automatica Robot tests - YouTube