今やセリエAを代表するスーパースターとなったディバラ(右)。ラッツィ議員(左)は一緒に訪朝したいと語るが……。(C)Getty Images

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 ミサイル発射や核実験を繰り返して国際社会から孤立しつつある北朝鮮。同国と太いパイプを持つイタリアのアントニオ・ラッツィ上院議員が、サッカーに関連した爆弾発言で世間を騒がせている。
 
 イタリアの『ANSA通信』が現地時間9月18日に報じたところによると、訪朝を終えたラッツィ議員は『ラジオ・クザーノ・キャンプス』の取材に対して、こう語ったという。
 
「北朝鮮へ行ってきた。恐怖なんてないよ。彼らはいつも私によくしてくれるんだ。金正恩氏は大のスポーツ好きだよ。だから私は、イタリア王者のユベントスを北朝鮮に連れていきたいんだ。とくにパウロ・ディバラをね。彼が来れば、スタジアムは20万人で満員になるだろう。是非ともディバラと一緒に北朝鮮に行きたい。世界平和のためにもね」
 
 北朝鮮はこれまで、元NBAのデニス・ロッドマンや元プロレスラーのアントニオ猪木の訪朝を受け入れるなど、人気のスポーツ選手を“政治利用”してきた。今シーズンはここまでセリエA4試合で8ゴールを挙げているディバラが来るとなれば、もちろん諸手を挙げて歓迎するだろう。
 
 しかしもちろん、そのプラン自体は非現実的であり、そもそもこの微妙な時期の浅はかな発言にイタリア国民も激怒。SNSや記事のコメント欄は非難轟々の事態となっている。